ヨルシカ「都落ち」の歌詞の意味については、待望の新曲でもあることから把握しておきたいと思う人は多いのでは。
今回はヨルシカ「都落ち」の歌詞の意味、そして曲から感じる魅力について詳しくお伝えしていきましょう。
音楽画集とは
ヨルシカが4月5日にリリースした音楽画集『幻燈』より、新曲「都落ち」のMVが公開されました。
『幻燈』は加藤 隆が描いた絵で構成されていて、スマホやタブレットのカメラを画集にかざすことにより読み込むことができます。
そして専用の音楽再生ページで音楽を聴きながら、画集を楽しめるという「聴ける画集」になっているのです。
「都落ち」は画集の<第1章 夏の肖像>に収録されています。万葉集 第2巻116番をモチーフに制作された別れの曲になっているのです。
「都落ち」の歌詞の意味について
花が咲いて頬が少し赤く見えるのです。そして海にはさざなみ。あなたは水際にて一人で微笑んでいるだけ。自分の思い出に対して、自分は逃げ出したくなってしまうのでしょう。
鼻歌を聴いて綺麗だと感じるのです。でも明日には行かなければ。海猫が鳴くのを聞いて、鳥でも泣くということを切なく感じるのでしょう。
乾いた時にはもう別れの時間がくる。夏の風に揉まれるようにあなたの浅い影を感じる時。花が咲いて、少し頬が赤く感じるのです。さざなみの中、夜の海を見ている。
あなたは水際で一人、手を振っている。そして今の自分はこの思い出から逃げたい気持ちになるのです。
朝焼けがとても綺麗。でも舟はもう発つのです。海猫が鳴いた、そしてあなたも泣いたのです。人里を離れて鳴る音、それは向かい波。
飛ぶ鳥は遠くへ、明日からきっと向こうまで進んでいくのでしょう。水に落ちて流れでは、やがて憂いを感じるのです。
あなたに焦がれる舟は海にいる。惜しんで書く指、思いの丈ばかり。散る思い出、それは波なのか逃げたくなるものなのか。
離れて舟は進んでいく、水も時のように流れていくのでしょう。僕はあなたの思い出、そしてただ記憶の中にいる
水際であなたは一人で微笑んでいる、今の自分は…。ここで別れがくるのです。これを受け入れるしかない思いがあるのでしょう。
美しい曲と風景の魅力
MVでは和の世界観を感じさせる、とても美しい風景の中で制作されています。前向きな感情、その中には実は潜む葛藤があるのでしょう。
これを女性の踊りにて表現されている内容になっているのです。MVを観ながら聴いていると、心に穏やかにゆっくり染みていくようなとても素晴らしい曲だと感じるでしょう。
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