真田ナオキの新曲もとても魅力的で、売行き好調です。2020年の第62回日本レコード大賞で最優秀新人賞を見事受賞し、演歌界の期待の星として注目を集めます。
「恋する確率100% ノックアウトボイス!」のキャッチコピーで、甘いマスクにハスキーボイスが魅力のニュースター・真田ナオキを紹介しましょう。
歌手を目指したきっかけは?
真田ナオキは、1989年12月22日生まれ、埼玉県出身です。野球少年で小学生の時に日本代表に選抜され、プロを目指すような選手でしたが、ケガで野球の道を断念。
中学生の時に両親の離婚。生活に困窮し高校へ進学せず、建築現場や水道工事の仕事で、家計を支える日々でした。大変な苦労をして成長したのです。
2011年の震災後に民謡歌手が、被災地で歌う姿をテレビで見て感動し、歌は人を元気にできると心動かされ、歌手の道を志します。子供からレッスンし、プロ歌手を目指すことが多い世界で、21歳からのスタートです。
個性的な声の誕生
まず民謡を習いますが、才能がないと言われ挫折。注目されるようになるには個性的な声が必要と考え、声に特徴をつけるために、喉をつぶす過酷な荒行を調べ、様々な試みをしながら歌の勉強を続けました。
実は、中学生の時に別に暮らすようになった実父は、現役の演歌歌手で、桂竜士(旧芸名:桂竜二)といいます。埼玉でカラオケ店もやっていて、歌手を目指すようになってから、そこで働きながら日々歌の練習に励むようになったのです。
師匠との出会いと絆
転機は2015年、25歳の時、知人の紹介で吉幾三との食事に誘われます。吉幾三の「哀のブルース」を披露すると、「おもしろい声で、いい声だ」と褒められ、「明日から弟子になれ」と言われたのです。
2016年にデビューを果たしますが、下積み時代は続き、師匠に「お前のペースでいい」と励まされていました。弟子になって6年目、4曲目にリリースした「恵比寿」がヒット。
パンチのきいたハスキーボイスで、歌い出しからの歌詞と声のインパクトが衝撃的な曲です。師匠が作った歌詞と曲を、大切に歌っている姿が好青年で、とても好感が持てます。
2020年の第62回日本レコード大賞最優秀新人賞の受賞は、師匠とともに大感涙して喜びました。
2021年3月14日に放送された「行列のできる法律相談所・卒業あの時泣いちゃいましたSP」に出演。下積み時代を卒業した涙のエピソードを語ってくれました。
弟子になったときの芸名の候補に、吉幾三をもじって、「よっしゃいく三」も出ていたという洒落など、楽しく明るい師匠との関係性が素敵で、親子のような絆が感動的でした。
新曲「本気(マジ)で惚れた」
2021年2月17日にリリースされた新曲「本気(マジ)で惚れた」も好調です。紅白歌合戦出場の夢の実現も近いかもしれません。
テイチク公式サイト:http://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/sanada/profile/
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