「勿忘」Awesome City Clubの歌詞の意味については、映画のインスパイアソングでもあるため、興味深いと思う人は多いですよね。
今回は勿忘(わすれな)の歌詞に意味、そして込められた思いについて、詳しく見ていきましょう。
インスパイアソング
この曲は「花束みたいな恋をした」のインスパイアソングです。映画を観て、そこで感銘を受けてからテーマ曲を作りたい思いを持ったのです。
そしてこの曲を映画の予告編で使うという話にもなり、映画に影響を受けたから曲にするという、とても新しい作り方になっていると言えるでしょう。
歌詞の意味について
大切な人が涙していたとしても、自分の呼ぶ声はもう届くことはないのです。今までの日々や一緒に過ごせた時間が、滲んでいくのを感じるのでしょう。
求めることで失くしていくものも。このように思う世界もあるのです。大切な光を感じられたのなら、春を待つ花のようにいられるはず。
運命が決まっていたとしても、きっとそれを乗り越えていくことができるのです。二人きりで過ごして、日々をまた一緒にいたい気持ちがあるのでしょう。
勿忘草の花びら、その香りさえ忘れてしまいそうになるのです。大切な人への気持ちも、いつしかなくしてしまうのでしょう。
散ってしまうように感じる心、でもとても美しい愛について覚えていたい思いがあるのです。だから今のこの気持ちと共に、花を咲かせてほしい。
飾ることのない心でいたいのです。もし相手に触れられないとしても、自分の想いはずっと続いていくと確信を持っているのでしょう。
忘れることなどできないと、自分で分かっているのです。自分の想いを束ねたとしたら、きっと大切な人の存在につながると感じられる。
運命を信じるのではなく、今の自分の愛を信じていたいのでしょう。でも時に苦しく切ない時もきっとあるはず。
こういったことを覚悟しながら、それでも忘れられない想いを綴っていきたい曲の中の主人公の気持ちが心に響く曲ですね。
春の優しさと切なさ
春は優しいようにも感じますが、切なさも同時に与えてくれるものかもしれません。この曲を聴くと自分の恋愛を思い出し、懐かしくなる人も多いのではないでしょうか。
とても綺麗なメロディーと歌詞の中、しっかりと伝わってくる大切な人への愛情。それを感じた時に、またこの季節を思い出すはずです。
このような恋愛を繰り返して人は成長をして、そして人をまた愛していけるようになるのでしょう。
そのように思わせてくれる、春の優しさと切なさに包まれることのできる曲なのです。
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