「カナカナ」のあらすじがとても気になりますね。この作品は週刊少年サンデーSにて連載中で、2020年8月号からずっと人気を維持しています。
今回はそんな「カナカナ」のあらすじやキャラクターについて、魅力ポイントとなっている要素を詳しくお伝えしていきましょう。
「カナカナ」のあらすじ
元不良でコワモテの男性・日暮正直(ひぐらしまさなお)は、表面上は理解されにくいものの、とても純粋な心の持ち主。現在はきちんと更生して、居酒屋の大将をやっています。
そんな中で突如目の前に現れた少女・佳奈花(かなか)は、「カナカナ」の主人公。望んでもいないのに人の心の声が聞こえてしまうという能力を持っていて、身内からも責められることが多かったのです。
5歳児であるにもかかわらず、他人の嫌な面を色々と知ってきた彼女は、偶然出会った正直の純粋さに心惹かれ、信じたいと思いました。
言葉や態度と「心」で考えていることが驚くほど一致している正直。街で何かとかまってくる信用できない人たちとは距離を置き、佳奈花は咄嗟に正直の後ろに隠れます。
優しい心を持った元不良の青年、そして不思議な能力を持った孤独な少女。穏やかではない二人の毎日がこれから始まるのです。
作者は西森博之
西森博之は、1987年より漫画家活動をスタートした男性。小説を執筆していたこともありました。そんな彼の代表作といえば、やはり「今日から俺は!!」ですよね。
単行本が全38巻にまで及ぶほどの大作となった「今日から俺は!!」は、OVAやTVドラマ、映画作品としても知られています。
このことからも推測できるように、不良の男性が頑張る日常を描いた物語を西森博之は得意としているのかもしれません。また「スピンナウト」「天使な小生意気」などはファンタジー要素もあり、今作「カナカナ」とどこか共通する部分もあるといえるでしょう。
ギャグ要素や現実にはあり得ない描写もありながら、なぜか涙を誘う、引き込まれる魅力のある西森博之の作品。「カナカナ」もまさにそうなのです。
支え合って成長していけそうな関係性
「カナカナ」は第2巻が2021年7月に発売されて以来、かなりの反響があったようです。純粋すぎて心配になるほどのヒーローに、孤独でありながらとても賢い主人公の女の子。
二人には何か通ずるものがありそうで、これからお互いを支え合うよい関係になれそうですよね。爽やかさ、晴れやかさのある「カナカナ」というタイトルや主人公の名前も、あるひとつのコンセプトが関係しているのかもしれません。
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