「義妹生活」のTVアニメがこの夏より放送される予定です。この作品は、YouTubeチャンネル「義妹生活」に投稿されている漫画が原作。
コミックやライトノベルがTVアニメ化するケースはおなじみですが、YouTube漫画から展開していきTVアニメ化を果たすというのは最先端のスタイルですよね。そこで今回は、「義妹生活」のストーリーや魅力について詳しくご紹介していきましょう。
「義妹生活」とは？
「義妹生活」は、YouTube漫画を原作としたメディアミックス作品です。原作と小説版の執筆は三河ごーすと先生が、イラストはHiten先生が手掛けています。
ノベライズされたのは2021年1月のことで、KADOKAWA・MF文庫Jより刊行開始となりました。同年7月にはコミカライズもされ、KADOKAWAが運営するWebコミックサイト・少年エースplusにて連載されるように。
こちらでは、奏ユミカ先生が作画を手掛けています。「義妹生活」は、他人からいきなり家族となるドキドキと移り行く恋愛模様を描いた物語。
主人公・浅村悠太（あさむらゆうた）は、高校2年生の男子です。母の裏切り行為によって両親が離婚して以来、女性に期待しなくなっていた彼ですが、父の突然の再婚により義妹ができます。
彼女はなんと悠太と同じ高校に通う綾瀬沙季（あやせさき）。同学年でありながら接点はほぼなく、他者と距離をとる悠太に対して沙季は華やかな見た目をしており、いかにも「陽キャ」の風貌です。
しかし実は、沙季も悠太と同じく不仲の両親の姿を見てきたため、人付き合いには慎重になっていました。派手な見た目も、彼女にとっては「武装モード」とのこと。
悠太は沙季の真意を知り、二人は互いに適切な距離感で接することを約束します。そして家族としての生活がスタートするのでした。
「義妹生活」の魅力について
「義妹生活」のTVアニメは、2024年7月4日（木）に放送開始となる予定です。同級生だった二人が、親の再婚により兄妹になるというストーリーは見覚えがある人も多いでしょう。
しかし「義妹生活」の場合、意外な内面や隠された思い、青春の雰囲気を構成する人間模様などに見どころがあります。主要人物である悠太と沙季のやりとりだけではなく、悠太にとっての唯一の友人・丸友和（まるともかず）や、沙季にとっての唯一の友人・奈良坂真綾（ならさかまあや）なども登場し、人間関係に広がりが生まれています。
そして一際目立つのが、女子大生・読売栞（よみうりしおり）の存在です。彼女は悠太のアルバイト先である書店で働く先輩。世話焼きな性格でおしとやかな印象がありますが、実は悠太の前でだけはユーモラスな一面を見せることもあります。
義兄妹の絆を中央に据えた青春ラブコメは、どのような経緯で恋が育まれるのか気になるところです。
原作との差異にも注目して楽しもう！
「義妹生活」の特徴は、やはり原作がYouTube漫画であることです。動画ではキャラクターたちがポップに動き、豪華声優陣によるボイス付きでやりとりを繰り広げます。
ストーリーを執筆する三河先生曰く、「登場人物たちがYouTuberをやっているイメージ」で描かれているようですが、ノベライズ版では主人公・悠太の視点で物語が進行していきます。
また、コミカライズ版やアニメ版では、キャラクターそれぞれのエピソードにクローズアップし、じっくり入り込みながら楽しむことができるでしょう。
TVアニメを観ると共に原作やその他作品もチェックしてみると、その差異をひとつずつ発見しながら作品の世界観に浸れます。YouTubeはあまり観ないけれど漫画やアニメは好きという人も、美麗なイラストと共に、革新的なストーリーやコンセプトを満喫してみましょう。
TVアニメ「義妹生活」公式HP：https://gimaiseikatsu-anime.com/
「義妹生活」YouTubeチャンネル：https://www.youtube.com/@gimai_seikatsu
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