ちゃんぴおんずのネタは、クセになる面白さがあります。お笑いコンビ「ちゃんぴおんず」が、2023年元日の「ぐるナイ!おもしろ荘」で見事優勝を飾りました。
2023年のブレイク候補として一躍注目されるコンビに急浮上した「ちゃんぴおんず」について紹介しましょう。
おもしろ荘2023で圧勝
「ぐるナイ!おもしろ荘」は新春恒例となっているお笑いネタバトルの番組です。これまでもたくさんの若手芸人が、貴重なチャンスを得てブレイクするきっかけを掴んできました。毎年、新たな注目芸人やお気に入り芸人を発掘する楽しみもありますよね。
今回は967組がオーディションに挑み、最終通過した10組も一般的にはまだほとんど無名の芸人ばかりです。様々な芸風やキャラクターが登場して、バラエティに富んだネタを披露しました。
中でもひときわ輝いたのがワタナベエンターテインメント所属の「ちゃんぴおんず」でした。観客100人の投票中の過半数を超える54票を獲得して、2位のナイチンゲールダンス(15票)、3位の宮武ぜんた(6票)に大差での見事な優勝です。
コンビ名の「ちゃんぴおんず」に相応しい初のタイトルを手にしました。
クセになるリズムネタが面白い
林家ペー・パー子師匠のような色鮮やかなピンクの衣装がトレードマークのちゃんぴおんず。派手な衣装だけでなく、コミカルな動きとテンポのいいリズムネタの強烈なインパクトが特徴です。
ツッコミ担当の日本一おもしろい大崎がネタをしゃべり始めると、ボケ担当の堀之内大輔が先輩である大崎の頭(こめかみ付近)を、指で「ちょん」とする謎の動きからどんどんエスカレート。
「ちょんってすなよ!」と「ちょん」が軽快なリズムで繰りかえされ、コミカルな動き(ダンス)と顔芸の堀之内、高速で面白ツッコミを繰り出す大崎のコンビネーションが抜群です。
「ちょんってすなよ!」のワードとリズムがクセになるような面白さがあります。「歌ネタ王決定戦」は2021年に幕を閉じて残念でしたが、歌ネタやリズムネタの魅力を再認識させてくれるコンビです。
ちゃんぴおんずの経歴について
ちゃんぴおんずは、ワタナベコメディスクール(WCS)の先輩と後輩で2021年に結成したコンビです。まだコンビ歴は1~2年ほどですが、芸歴は8~9年になります。
ツッコミ担当の日本一おもしろい大崎(本名:大崎義孝)は、1990年3月5日生まれ、長崎県の出身です。長崎日大高校野球部では甲子園ベスト4の経歴があります。
2013年4月からWCS18期生として、お笑いの道を目指し始めました。2020年までは「秀正」というコンビで活動。日本一おもしろい大崎という特徴的な活動名は、「ちゃんぴおんず」にピッタリのネーミングです。
ボケ担当の堀之内大輔は、1991年1月11日生まれ、鹿児島県の出身です。東海大学のサッカー部に所属していたスポーツマン。
2014年10月からWCS21期生として、お笑いを学びました。2020年までは「ゴリゴリ」というコンビで活動。偶然同時期にコンビを解散した先輩の大崎を誘ってコンビを結成します。
結成当初は「大崎&堀之内」や「樽錦」というコンビ名で活動していました。「M-1グランプリ2021」には「樽錦」でエントリーして2回戦敗退、「おもしろ荘2021」では最終オーディションまで「大崎&堀之内」が進出しています。
「ちゃんぴおんず」に改名後、2022年3月の「ワタナベお笑いNo.1決定戦」で決勝進出、「M-1グランプリ2022」では3回戦進出と、少しずつ進化の兆候を見せ始めていました。
ブレイクの可能性を秘めたコンビ
おもしろ荘で優勝したい思いを持って堀之内が大崎を誘い、2度目の挑戦で見事な優勝を成し遂げました。「ぐるナイ」の番組に呼ばれるなど、今後は番組出演機会も増え始めるでしょう。
子供が真似することも期待でき、SNSでも強いリズムネタを武器にしているので、一気にブレイクをする可能性を秘めています。
公式サイト:https://www.watanabepro.co.jp/mypage/4000111/
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