「マルタの恋」のストーリーとは?落ち込んでも立ち直る勇気をくれる物語

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「マルタの恋」は、不器用でありながら一生懸命な主人公と頼りになるヒーローが繰り広げる恋愛の物語です。こちらは集英社・マーガレットコミックスとして発売され、既刊は3巻。作者は北野とも先生です。

主人公のアルバイト先であるカフェを舞台としたお仕事系コミックでもあり、少しずつ育まれていく愛を見守っていきたくなります。そこで今回は「マルタの恋」のストーリーや魅力について詳しくご紹介していきましょう。


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「マルタの恋」のストーリーについて

主人公・丸田風右子(まるたふうこ)は19歳の女性です。中国茶を専門に取り扱っているカフェ「朝顔」でアルバイトをしています。働き始めてから2ヶ月が経っており、できるだけ早く研修期間を終えることができるよう日々奮闘中です。

風右子は少し不器用なタイプではありますが、先輩の指示をきちんと聞いてメモをとり行動する真面目な人物。それは子供の頃から変わらないところで、親に言われた通り塾に通って習いごとも続けてきました。

期待に応えたい一心で必死に努力してきたのですが、大学受験の結果を受け、状況は大きく変わってしまいます。勉強の成果を出すことができず受験に失敗してしまった風右子は、両親から見捨てられてしまうのです。

孤独感に苛まれ、何もできなくなってしまった風右子に寄り添ってくれたのは祖父でした。やがて一緒に暮らすようになり、いつも風右子を見守り励ましてくれています。レジもホールでの仕事も精一杯こなす風右子。

あまり手際がよくなく、しばしばお客様を困らせてしまうのですが、指導係の篠原(しのはら)さんは努力を買ってくれており…。

「マルタの恋」の魅力

「マルタの恋」の第3巻は、2023年7月25日(火)に発売されました。真面目であり指示に忠実に従いますが、臨機応変に対応することが苦手な主人公・風右子。

彼女が働き始めたカフェは中国茶を専門に取り扱っており、本店は台湾にあるとのことです。風右子は複雑なメニュー名をきちんと記憶すると共に、お茶の産地や発酵度といった情報を収集して理解を深めています。

先輩から指示を受けたことはメモをとりマニュアルも読み込み、日々精一杯働いている風右子。彼女には切ない過去があり、両親のために努力したけれど報われなかったという経験を持っているのですが、何とか立ち直ることができました。

それは祖父がそばで支えてくれたことや、辛くても仕事に意識を向けられたことが大きいといえるでしょう。いつも指導してくれる上司の篠原さんは、厳しいようでとても優しい心の持ち主。

風右子の不器用な様子を見て陰口を叩く同僚もいる中、篠原さんだけは風右子がどれだけ頑張っているか理解してくれていたのです。クールな上司の心の内を知り、今までにない感情を抱いた風右子。

しかしそんなある日、同僚の女性から「篠原さんに付き合っている人がいるか聞いてほしい」とお願いされてしまいます。律儀に引き受けたところ、篠原さんには彼女がいることが判明して…。

 

風右子の恋はどのような結末を迎える?

指導係の篠原さんの思いもよらぬ優しさを知り、異性として気になり始めた主人公・風右子。しかしすでに彼女がいるとわかり、なぜか胸がズキズキと痛んでしまうのです。

「マルタの恋」の最新刊にあたる第3巻では、篠原さんが彼女と2年ぶりに再会。海外で生活していたようですが、詳細はどうなのでしょうか。また、風右子の恋はどのような結末を迎えるのか、思わずハラハラしてしまいます。

挫折しても決してめげずいつも努力してきた彼女の想いが報われるよう、最後まで祈っていたいですね。

 

集英社 公式ページ:https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-844556-4

 

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