「君と月夜のジュリエット」はどのようなストーリーなのでしょうか。こちらの作品は、人気漫画「ヴァンパイアの花嫁」でおなじみの小倉あすかによる最新作で、小学館・ちゃおにて掲載されました。
お互いの想いだけではなく、両家が敵対していることがキーポイントになる恋の物語。今回はそんな「君と月夜のジュリエット」のストーリーや魅力について詳しくお伝えしていきますので、ぜひチェックしてみてください。
「君と月夜のジュリエット」のストーリーについて
主人公・花垣琴莉(はながきことり)は、三日月中学校に通う二年生の女の子です。琴莉の家は喫茶店を営んでいて、その喫茶店は中学校の真隣にあります。
琴莉は優しい両親と、美味しいご飯を作ってくれるおばあちゃんのことが大好きなのです。そんな花垣家にはひとつの合言葉があり、その内容は「九龍の家とは仲良くするな」ということ。
花垣家が営む喫茶店のすぐそばには、九龍グループのカフェがオープンしたところです。近隣の反対を押しきって無理やり建てられることになった経緯があり、そのために花垣家が営む喫茶店の売り上げはガタ落ちに。
しかも九龍グループは大企業であるため、カフェについてもとても華やかでデラックスな店構えになっています。九龍家のことを嫌っている花垣家。
その娘である琴莉も、「家族の敵は自分の敵でもある」と思い、打倒九龍家の合言葉を大切にしてきました。そんなある日、学校の階段を上ろうとした時に足を滑らせてしまった琴莉。
咄嗟に助けてくれたのは、同じクラスの男子・九龍仁(くりゅうじん)でした。彼こそが九龍グループの跡取りで、頭がよく生徒会長でもあります。
とてもクールな性格でもある九龍仁なので、琴莉としては一度だけでも言い負かしてしまいたいと思っていました。その日の夜、琴莉が自分の部屋でくつろいでいると、窓の外から学校の様子が見えました。
よく見ると、自分のクラスの教室のあたりに人影があるのがわかったのです。こんな時間に先生がやってきたのか、それとも幽霊なのか。
あまりにも気になり、どうしてもそのまま眠れなかった琴莉は、自分の目で確認しようと考えます。窓から近道して学校に侵入することにした琴莉。
教室の扉は開いていました。恐る恐る開けると、そこには見覚えのある顔があり…。
「君と月夜のジュリエット」の魅力
「君と月夜のジュリエット」は、2022年8月26日(金)に発売されました。電子版についても同年9月2日(金)に発売されています。こちらの作品は、ドラマになるようなロマンチックなストーリーであることが特徴。
主人公・琴莉は、自分の家と喫茶店が大好きというピュアな女の子で、共感できる要素もいくつもあります。花垣家と敵対している九龍家は大企業グループで、花垣家が営む喫茶店のすぐそばに強引にカフェを建ててしまいました。
そんな経緯があるので、琴莉は同じクラスの九龍仁のことも少し敵視しています。九龍仁はとてもスペックの高い男子で、生徒会長で成績優秀、さらに大企業である九龍グループの跡取りでもあります。
女の子からモテるのも当然のような魅力的な要素ばかりで、実際にとてもモテている九龍仁。しかし決して優しく温厚なタイプではなく、琴莉に対しても素っ気なく対応したり、正論を振りかざしてきたりすることもあります。
そんな中で二人の距離が縮まるきっかけとなったのは、夜の学校で不意に出会ったこと。反発し合いながらもお互いのことを知っていき、少しずつ心を開いていくのです。
ドラマチックで切ない物語
「君と月夜のジュリエット」は、シェイクスピアによる有名な戯曲・ロミオとジュリエットに通ずる部分もありますよね。琴莉と仁は敵対する家同士の子供なので、二人の距離が近づくことを周りは許してくれません。
幾度も引き離されそうになる二人。結末はどうなるのか、とても気になります。またもうひとつ注目したいのは、2022年8月26日(金)から開催されている小学館・ちゃおのフレッシュ祭。
こちらでは「君と月夜のジュリエット」は対象コミックスのひとつになっているのです。フレッシュ祭では、対象のコミックスを購入することで付属の応募券により豪華な賞品を手に入れることができます。
10月26日(水)まで開催されているので、ぜひ検討してみてくださいね。
小学館 公式ページ:https://www.shogakukan.co.jp/books/09871749
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