「月曜日が待ち遠しくて」の概要や魅力とは?キラキラ眩しい恋の短編集

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「月曜日が待ち遠しくて」は、講談社・デザートにて掲載されていた少女向けコミックで、オムニバス形式となっています。登場人物は高校生。

タイトルからは瑞々しい青春の風景とワクワク感が伝わってきますが、どのような物語が収録されているのでしょうか。今回は「月曜日が待ち遠しくて」のストーリーや魅力など、気になるポイントを詳しくお伝えしていきましょう。


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「月曜日が待ち遠しくて」のストーリー

「月曜日が待ち遠しくて」はオムニバス形式の作品となっていて、それぞれ全く異なる恋の様子を覗きながら、最も心に響いたお気に入りの作品を見つけることもできます。

その中でも作者・旗谷澄生のデビュー作にあたる「中庭には猫がいて」のストーリーについてお伝えしていきましょう。主人公・南(みなみ)は高校一年生です。

特に変わったところや特別な面があるわけではないごく普通の純粋な女の子なのですが、彼女にはとても楽しみにしていることがありました。

それは毎日学校で昼食を食べ終え、午後の予鈴が鳴るまでにとある人に会いに行くこと。南は高校に入学してすぐ、中庭で猫と出会ったのです。

人懐っこく可愛らしい猫と戯れるため、中庭を訪れることが習慣になっていたある日、いつもの場所に同じクラスの男子がいました。彼の名前は牧島(まきしま)といい、クラスではあまり目立つタイプではありません。

昼休みにいつものように教室で昼食を食べようとしたけれど、購買部から帰ってくると同じクラスの女の子に机と椅子を無断で使われてしまっていたのです。

そして仕方なく中庭にやってきた牧島でしたが、そこから少しずつ二人は打ち解け、「南」「牧」と呼び合う仲になり気がつけば半年が経ちました。

他愛ない話をしたり、笑い合ったりすることもある南と牧島。もうすぐ文化祭があるということで、二人はその出し物についての話をしていました。

体育館で巨大迷路のイベントが催されるとのことで、好きな人と一緒にゴールできたら恋が叶うというジンクスがあるようです。その話を南が牧島にすると、南は行くのかと聞かれて…。

そして南が文化祭当日、巨大迷路のイベントに牧島を誘おうと決意を固めた頃、牧島の周辺ではとても意外なことが起こっていました。突然状況が一変し、二人の関係はどうなってしまうのでしょうか。

 

「月曜日が待ち遠しくて」の魅力について

「月曜日が待ち遠しくて」は、学校に行くのが楽しみになるような素敵な恋のお話を収録した短編集です。2巻完結となっていて、それぞれピュアな恋の物語が4編ずつ収録されています。

1巻、2巻を一緒に購入すれば、まとめて8編のお話を楽しめるということですね。「月曜日が待ち遠しくて」の舞台となる空間では、いつも優しく穏やかな時間が流れていることが特徴です。

読み手が「こんな恋をしてみたい」と思えるような素敵な風景が、とてもリアルかつ繊細に描かれています。「月曜日が待ち遠しくて」の第1巻に収録されている物語は、「中庭には猫がいて」「恋は四角く切り取って」「永久不変のきらきら星」「きみだけに春が来る」の4編。

第2巻には「拝啓、伝書鳩さま」「ワンコイン・スイート・ローン」「電車でよく見る女の子」「いつかのスポットライト」が収録されています。

どのお話を読んでいても、青春のきらめきがとてもダイレクトに伝わってくるので、鮮やかでとてもくすぐったい恋の物語を読んでキュンキュンしたい人にお勧めです。

 

自分にぴったりのお話が見つかることも

「月曜日が待ち遠しくて」の第2巻は、2022年9月13日(火)に発売されました。これからの展開が楽しみでハラハラしてしまう少女漫画もよいのですが、オムニバス形式もとてもよいのです。

すっきりと物語がまとまっていたり、いくつもある中から自分の好みにぴったり合うお話が見つかったりすることもあるでしょう。今の自分自身の状況と似ている、過去の恋愛と通ずるものがあるなど、ぜひピタッとはまるお話を見つけてみてくださいね。

 

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