「NとS」の最終巻は何巻?離れても引き寄せ合う二人のほんわかラブコメディ

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「NとS」の最終巻は何巻なのか知りたい、まだ読んだことがなくストーリーが気になっているという人は多いですよね。こちらは講談社・デザートに連載されている少女漫画で、教師と生徒の枠を超えて惹かれ合う恋愛の物語です。

そこで今回は、そんな「NとS」の最終巻の発売情報やストーリーの魅力について詳しくご紹介していきましょう。


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「NとS」のストーリー

主人公・木下新菜(きのしたにいな)は、高校生の女の子です。カフェでアルバイトをしている彼女は、常連客・小田朔(おださく)とひょんなことから親しくなります。

自分の淹れたコーヒーを美味しいと思ってくれていたことを知ってから、新菜は小田さんに惹かれ始めます。そしてクリスマスがやってきて、小田さんからイルミネーションを観に行こうと誘われた新菜。

この時のデートから自然と交際に発展し、二人は順調に仲を深めていきました。とても穏やかで優しい性格の彼は、大学生のようにも見える若々しい男性で、新人漫画家です。

部屋に行くといつも本で溢れ返っていますが、そんな一面を知っても尚新菜は小田さんに強く惹かれていました。2年生に進級した新菜は、恋愛が上手くいっているうえに友人とも同じクラスになることができ、ウキウキしていました。

しかし次の瞬間、呆然としてしまいます。新菜のクラスの担任は「小田朔」と名乗り、なんと恋人である小田さん本人だったのです。彼に対して「自分は生徒である」ということを打ち明けるべきだと悟りつつも、勇気がなく逡巡しているうちに月日が経過してしまい…。

強く惹かれ合う二人は、もはや戻れない領域まで進展してしまうのですが、彼らの恋と今後の人生はどうなっていくのでしょうか。

「NとS」の最終巻について

「NとS」の最終巻にあたる第8巻は、2024年2月13日(火)に発売されました。作者の金田一蓮十郎先生は、「ジャングルはいつもハレのちグゥ」で「第3回 エニックス21世紀マンガ大賞」にて準大賞を受賞し、16歳の時にプロデビュー。

代表作である「ゆうべはお楽しみでしたね」が2019年に実写ドラマ化、「ライアー×ライアー」が2021年に実写映画化されました。「NとS」が講談社・デザートで連載開始となったのは、2018年3月号のこと。

その後、2024年2月号まで連載が続き、全8巻で完結を迎えました。新菜と朔のイニシャルにも掛かっていますが、二人は磁石のN極とS極のように惹かれ合います。

教師と生徒という、恋愛をするにはふさわしくない関係になってしまっても尚、新菜は朔こと小田先生のことが忘れられません。彼に迷惑がかかってはいけないという思いで別れを決意し、新しい出会いを見つけようとするものの、なかなか上手くいかない日々が続きます。

新菜のクラスメイトである平井深(ひらいしん)と西川円(にしかわまどか)、新菜の部活動の仲間となる楠葉雅(くずはみやび)、千里中(せんりあたる)、千里央(せんりなかば)なども登場し、賑やかで愉快な学校生活にはなるものの…。

幸福な恋愛の結末までは相当の紆余曲折があるので、かなり読み応えのある少女漫画となっています。

 

肩書を超えて想い合う二人の物語

「NとS」は今年完結を迎えたばかりなので、もしまだ読んだことがないという人もフレッシュな気持ちで読破してみてくださいね。溜飲の下がるようなハッピーエンドを期待して、全8巻を一気読みするのもよいでしょう。

禁断の恋愛がやがてそうではないものに変化し、また新たな試練にぶつかっては立ち向かう二人を心から応援したくなります。

 

講談社コミックプラス 公式ページ:https://kc.kodansha.co.jp/title?code=1000032916

 

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