「夏目友人帳」の29巻はいつ発売される?主人公の秘密と用心棒との契約の物語

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「夏目友人帳」の29巻はいつ発売される予定なのでしょうか。こちらの作品は、2003年6月より白泉社・LaLaにて連載されている超大作。「あかく咲く声」「蛍火の杜へ」「緋色の椅子」などでおなじみの緑川ゆき先生の代表作でもあります。

そんな「夏目友人帳」のタイトルをすでに聞いたことがある人は多いかもしれませんが、詳しい内容について知らない人もいますよね。そこで今回は「夏目友人帳」の29巻の発売情報や、ストーリーと魅力といった重要な内容について見ていきましょう。


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「夏目友人帳」のストーリー

主人公・夏目貴志(なつめたかし)は、高校一年生の男子です。ごく普通の学生のようでそうではなく、実は幼い頃から常人には見えない「妖」を見る能力を持っています。

妖の声も聞くことができる夏目ですが、妖に追いかけられ危険な目に遭ったり周囲から不信感を持たれたりすることも。生まれたばかりの頃に母親を、そして幼少期に父親を亡くした夏目は、妖が見えるという奇行も一因となり親戚の家をたらい回しにされていました。

最近ようやく父方の遠縁の藤原滋(ふじわらしげる)、塔子(とうこ)夫妻のもとで暮らすようになり、少し落ち着いて生活できている夏目。自分を引き取ってくれた藤原夫妻をがっかりさせないためにも、特殊能力を隠し通そうと決めていました。

そんなある日、夏目は「名前を返せ」と繰り返す妖に追われる最中で、祠のそばで転び結界を解いてしまったのです。そこで彼が出会ったのは、招き猫の姿をした妖怪・斑(まだら)。

斑は夏目を見るなり「夏目レイコじゃないか」と言うのですが、それは彼の祖母の名前でした。美しく、尚且つ強大な妖力を持っていたという夏目貴志の祖母。

夏目レイコは貴志と同じように妖を見ることができ、それゆえに誰にも理解されませんでした。一人ぼっちの生活の中、レイコは妖相手に憂さ晴らしをしていたとのこと。

長らく愛されている「夏目友人帳」!

「夏目友人帳」は少女漫画誌に連載されていることもあり、主に白泉社・LaLaの読者の年齢層である10代~20代の女性が読むとされていました。しかし「夏目友人帳」が性別年齢関係なく多くの人に愛されるようになったのは、今よりもかなり前からです。

「夏目友人帳」は、漫画の他にTVアニメも放送されていました。2022年12月時点で、「夏目友人帳」のTVアニメは第6期まで放送済みとなっています。

第1期が2008年夏期、第2期が2009年冬期、第3期が2011年夏期、第4期が2012年冬期、第5期が2016年秋期、第6期が2017年春期と、長期に渡って適度な間隔を開けつつ放送されているのが「夏目友人帳」のTVアニメなのです。

 

「夏目友人帳」の29巻について

「夏目友人帳」の29巻は、2023年1月4日(水)に発売される予定です。29巻では、夏目にとっての数少ない理解者であり同じように妖が見える友人・名取周一(なとりしゅういち)の謎について明かされることに。

周一はマンションにて独居暮らししている身でありつつ、映画やドラマなどで活躍する人気俳優でもあります。そんな彼の目の前に現れたのは、いとこと名乗る名取美弦(なとりみつる)。

女妖である美弦の幻術にかけられてしまう周一ですが、彼の望み通り女妖を退治することはできるのでしょうか。また、友人である田沼要(たぬまかなめ)と共に出かけた時、元女優が開いているサロンに参加することになった夏目。「降妖術」という謎の体験をする展開になるのですが…。

 

秘密を抱える主人公と頼もしい用心棒

ミステリアスでありながらも、温厚で心優しい性格の主人公・夏目貴志。複雑な家庭環境の影響からか、内向的な面もあります。そんな彼に対して友人のように寄り添ってくれるのが、用心棒であり「夏目友人帳」のマスコットキャラクターともいえるニャンコ先生。

ニャンコ先生はもともと斑という優美な妖怪だったものの、招き猫に封じ込められてしまい、いつしかその姿になじんでしまいました。「夏目友人帳」はそんな用心棒と主人公、そして人と妖の絆の物語であり、大切な日々を守ろうと進み続ける主人公をいつまでも見守っていきたいですね。

 

白泉社 公式ページ:https://www.hakusensha.co.jp/comicslist/40971/

 

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