ワタリ119はネタやキャラが面白い元消防士!熱血体力系ピン芸人

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ワタリ119はネタだけでなく、正義感のある真っ直ぐなキャラが面白いですよね。特にお笑い好きの人には、知名度もかなり上昇しています。元消防士という異色さもあってインパクトのあるピン芸人です。今回は、ワタリ119について紹介しましょう。


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元消防士の熱血体力系ピン芸人

ワタリ119は、元消防士という経歴も頷けるような鍛え上げた筋肉で、「レスキュー!」と大声で絶叫するあいさつのような決め台詞が特徴的です。

爽やかな好青年という印象の見た目と、真っ直ぐで純粋な性格がネタや会話などの芸風からも感じられます。大声と全力で体を張る芸風のスタイルは、パンサーの尾形にも通じる熱血漢があります。

アドリブでのやり取りで時折見せるテンパってしまった時の予測できない発言や行動も、ハプニング系の芸風のようになっていて、お笑いの魅力につながっています。

 

「R-1ぐらんぷり2020」で活躍

ワタリ119の代表的な持ちネタのひとつが、フリップ芸です。2020年の「R-1ぐらんぷり」でファイナリストとして初めて決勝に進出し、大舞台で披露したネタが、119枚の大量のフリップを使った超高速フリップ芸でした。

Cブロックで視聴者の支持を最も得ましたが、審査員の票が伸びずに次点に終わり、大谷健太がファイナルステージに進む結果になりました。ちなみに優勝は野田クリスタルでした。

 

正義のヒーローに憧れて

ワタリ119(本名:石渡慶太)は、1993年10月24日生まれの28歳(2022年4月現在)、北海道伊達市の出身です。

戦隊ヒーローものの「救急戦隊ゴーゴーファイブ」を幼稚園の頃に見て、正義のヒーローになりたいと憧れ、消防士になるきっかけになりました。

地元の高校を卒業後、札幌市で消防士として3年8か月勤務。高校時代は陸上部の長距離走選手で細い体型でした。消防士として真面目にトレーニングをして鍛え上げた努力が、現在の筋肉質の屈強な体からうかがえます。

2015年10月にワタナベコメディスクールで23期生として学び、「キラキラ関係」という男女コンビで2016年にデビュー。2018年頃から徐々にバラエティ番組に出演をするようになります。

2018年に「ウチのガヤがすみません!」にゲスト出演した木村拓哉から、気になる芸人としてワタリ119の名前が挙がり、大きな話題になりました。

「さんまのお笑い向上委員会」や「有吉の壁」などで注目され始め、2020年3月からピン芸人として活動をしています。

2021年には「M-1グランプリ」に、現役弁護士芸人のこたけ正義感と、「ワタリ正義感」を結成して挑戦し、3回戦まで進みました。

正義のヒーロー継続中

YouTubeチャンネル「ワタリ119STUDIO」で、自身が手掛けた楽曲「大丈夫ですか?」を歌唱しています。千葉市消防局の協力で制作したMVです。元消防士として消防署関係のPRや啓蒙にも貢献していて、正義のヒーローの意識は継続中なのでしょう。

 

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