杉本昌隆八段といえば藤井聡太二冠の師匠!素敵な師弟関係

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杉本昌隆八段といえば、藤井聡太二冠の師匠として、テレビ番組などでもすっかりお馴染みとなりました。藤井二冠の将棋の対局や、数々の快挙を成し遂げるたびに、師匠の杉本八段が登場し、素敵な師弟関係も魅力的で人気があります。

将棋の杉本昌隆八段にスポットを当ててみましょう。

 

杉本昌隆八段の経歴

杉本昌隆(八段)は、1968年11月13日生まれ、愛知県名古屋市出身です。7歳から将棋を始めます。11歳の時、1980年に板谷進九段の門下生となり、プロ棋士を養成する「奨励会」に入会しました。

奨励会で約10年間プロ棋士を目指して、地道に精進し、プロ棋士になれる四段に昇段したのは、1990年10月(21歳)でした。プロ棋士になった姿を見せることができずに、師匠である板谷進九段が47歳の若さで急逝されたのは、とても心残りだったでしょう。

プロ棋士になっても苦難は続き、40歳前後には膝を痛めて、膝を曲げて座ることもままならず、対局に集中できない時期もあり、一時引退も考えたほどでした。

膝の病気を克服し、コツコツと勝数を重ねていき、八段に昇段したのは、50歳の2019年2月でした。最上段位は九段で、八段に昇段するのも一部の棋士であり、とても凄いことなのです。

現在も現役棋士として活躍し、振り飛車の四間飛車や中飛車を特に得意としています。現役としてトーナメントでの対局と並行して、著書の執筆や講演などでの活動もしています。

公式サイト:https://www.shogi.or.jp/player/pro/197.html

 

藤井聡太少年との出会い

藤井聡太少年が10歳の時、門下生になりたいと杉本八段の下へ来ました。7歳の頃から知っていて、当時からプロになれる逸材として光っていました。

藤井少年をプロ棋士にできなかったら、自分は引退するほどの覚悟だったそうです。記録尽くめの異例の若さで成長し、駆け上がっていく姿は、我が子のようにうれしいことでしょう。

藤井聡太二冠が、初タイトルの棋聖を獲得した時に、大師匠の板谷進九段の悲願であり、地元名古屋の悲願というコメントがとても印象的でした。大師匠や自身の夢を、弟子が叶えた喜びはひとしおでしょう。

素敵な師弟関係

藤井聡太二冠が活躍するたびに、杉本昌隆八段もテレビなどのメディアで、優しく謙虚な姿を見せていて人気があります。

藤井二冠が少年の頃から現在も、のびのびと居心地の良い環境で見守り続け、精神的にも寄り添ってサポートしている感じが、新時代の素敵な師弟関係のように映ります。

厳しい勝負の世界で、これから全盛期を迎えるであろう藤井二冠にとって、ほっとリラックスできる師匠は掛け替えのない存在のように感じます。CMでも魅力的な師弟関係で、共演する姿も見てみたいですね。

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