よしお兄さんがエアロビで日本一の快挙を達成して話題になっています。よしお兄さんはNHKの「おかあさんといっしょ」で、体操のお兄さんとして長く親しまれていたので、ご存じの方は多いでしょう。よしお兄さんこと小林よしひさにスポットライトを当ててみましょう。
6か月で日本一の快挙
TBS系列の人気番組「炎の体育会TV」で、2022年2月26日に放送されて感動を呼びました。
オードリー春日とフワちゃんがペア種目で頑張っているエアロビ部に、新メンバーとして加入した小林よしひさは、シングルでエアロビ日本一を目指すことに。エアロビ未経験ながら、練習初日から運動能力のポテンシャルの高さを見せます。
体操のお兄さんとしての現役当時を幼い娘の記憶に残してあげられなかったので、頑張って輝いている姿を娘に見せてあげたいという思いで懸命に練習します。
予選の南関東大会直前に、練習しすぎて足を痛めてしまうアクシデントがありましたが、なんとか乗り越えて12月に開催される全国大会に進出を決めます。
全国大会までの約3週間でさらに技の難易度を上げた構成にチャレンジして、優勝を目指しました。真面目に取り組む姿勢と温和なやさしい対応に人柄の良さが伝わってきます。
全国大会当日、妻と娘も応援するなか、笑顔ではつらつと高難度でキレのあるエアロビを披露。「全日本エアロビクス選手権」の男子シングル部門において、見事な優勝でした。
練習を始めてわずか約6か月での日本一達成の快挙は、娘の3歳の記念となる誕生日になり、記憶に一生残る素敵なプレゼントになりました。
春日やフワちゃんとともに、アジア大会の活躍も楽しみです。
小林よしひさのプロフィールについて
小林よしひさ(本名:小林剛久)は、1981年6月29日生まれの40歳(2022年3月現在)、埼玉県ふじみ野市の出身です。
高校時代は剣道部でしたが、子供の頃に習っていた体操の楽しさから日本体育大学では体操部に入りました。大学の助手を経て、23歳で「おかあさんといっしょ」の第11代体操のお兄さんに抜擢されました。
12年間務めた佐藤弘道(ひろみちお兄さん)から2005年4月に引き継ぎ、2019年3月までの14年間も親しまれた歴代最長の体操のお兄さんです。
朝ドラ出演で俳優デビュー
NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で小林よしひさが12月に出演して、体操のよしお兄さんの朝ドラ登場が話題になりました。
上白石萌音演じる1代目ヒロイン安子の親友きぬちゃん(水田きぬ)の夫役を演じて、俳優デビューも果たしています。
YouTubeも子供たちに人気
YouTubeチャンネル「よしお兄さんとあそぼう!」と、サブチャンネル「よしお兄さん大人向けチャンネル パパとママもいっしょ」も好評です。
子供から大人までみんなから愛される素敵な人柄です。運動能力を活かしたエアロビ以外にも俳優業など、これからの活躍も本当に楽しみにしたいですね。
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