「WIND BREAKER」は、TVアニメ化もしたことで2024年大いに話題を呼んでいるコミック作品です。こちらの作品は、「ケンカの頂点」を目指して高校に入学した不良男子が主人公。
その高校で繰り広げられる青春のストーリーが臨場感たっぷりに描かれています。では今回は、そんな「WIND BREAKER」のストーリーや魅力について詳しくご紹介していきましょう。
2024年春期にTVアニメ化した青春不良ストーリー
「WIND BREAKER」は、にいさとる先生による少年漫画が原作です。2021年1月より、講談社・マガジンポケットにて連載されています。
2024年8月時点で既刊は18巻。次巻にあたる第19巻は、同年10月8日（火）に発売される予定です。2023年9月時点で、累計発行部数は260万部を突破しています。
大人気につき、既にTVアニメ化もされている「WIND BREAKER」。第1期が2024年4月から6月まで放送され、「とにかくキャラクターがカッコいい」「胸が熱くなる」と話題になっています。
「WIND BREAKER」のストーリーについて
主人公・桜遥（さくらはるか）は、超不良校と名高い風鈴高校に入学したいという強い意志を持つ少年です。風鈴高校は、偏差値は低くとも喧嘩は最強といわれる高校であり、桜はここで頂点に立ちたいと思っていました。
そして高校の近くに行ってみるのですが、なんと風鈴高校は悪者から街を守るために活動する、彼が抱くイメージとは真逆の存在だったのです。
彼らは「防風鈴（ボウフウリン）」と呼ばれる集団で、街の平和を守る存在として地元の住民から感謝されています。桜はその事実に驚愕するものの、「誰かを守るために喧嘩をする」という防風鈴の姿勢に感銘を受け、風鈴高校に入学したい思いが強くなるのでした。
そして改めて頂点を目指すこととなりますが、他の不良から厳しい言葉を投げかけられたり追い詰められたりする場面も。それでも挫けず高校や街に溶け込み、自分の取り柄である喧嘩で頂点に立ちたいと願う彼の姿勢と信念に心を打たれます。
「WIND BREAKER」の魅力
「WIND BREAKER」は、「ウィンブレ」の愛称で親しまれている今大人気の不良漫画です。人気の秘訣はどこにあるかというと、不良漫画なのに街の英雄が主人公であるという新しさといえるでしょう。
秩序を乱したり周囲を困らせたりするばかりではなく、他者を守り助けるために喧嘩をする不良もいるということに驚く人は多いはずです。
平和を守る集団「防風鈴（ボウフウリン）」は、まるで街の盾であるようだとして、地元の住民から「ウィンドブレイカー」と名付けられるのでした。
「WIND BREAKER」には、個性豊かなキャラクターが続々と登場してきます。どのキャラクターもカッコよく、容姿が整っているだけではなく内面的特徴も多種多様。
主人公・桜遥の他、ムードメーカーの楡井秋彦（にれいあきひこ）、ミステリアスな杉下京太郎（すぎしたきょうたろう）、兄貴肌の梅宮一（うめみやはじめ）、女子人気が高い桐生三輝（きりゅうみつき）などもいます。
多数のキャラクターの中から自分の「推し」を見つけることが可能なので、少年漫画でありながらも女性のファンも多いことが特徴です。
また、主要人物の中で唯一の女子・橘ことは（たちばなことは）も、「WIND BREAKER」においてなくてはならない存在です。
喫茶店を切り盛りしながら、風鈴高校の生徒たちを見守ってくれているお姉さん。桜に対しても的確なアドバイスをする頼もしい存在で、物語のキーパーソンとなりそうです。
TVアニメ第2期の放送も決定している人気作品
「WIND BREAKER」は、TVアニメ第2期が放送されることが既に決定しています。具体的な放送時期は未定ですが、2025年に放送される予定なので、また強くなった桜たちが見られるのがとても楽しみですね。
不良漫画といえば、以前から「今日から俺は!!」「東京卍リベンジャーズ」などが大人気。これらの作品がきっかけで、近年漫画ファンの間で不良漫画ブームが起こっているともいえます。
情熱的で深みのある人間模様が描かれていることが多く、漫画を読んで感動したいという気持ちが強い人には「WIND BREAKER」もぜひ読んでほしい作品です。
週刊マガジンジャンプ「WIND BREAKER」公式HP：https://shonenmagazine.com/special_page/windbreaker/
TVアニメ「WIND BREAKER」公式HP：https://wb-anime.net/
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