「初恋の世界」の15巻ではどのようなエピソードが描かれるのか気になっている人は多いでしょう。こちらは小学館・月刊flowersにて2016年より連載されている恋愛コミック。
作者は「STAY~ああ今年の夏も何もなかったわ~」「娚の一生」「お父さん、チビがいなくなりました」などでおなじみの西炯子先生で、これらの代表作はいずれも実写映画化されています。
そこで今回は、そんな漫画界のカリスマである西先生の人気作品のひとつ「初恋の世界」の概要やストーリーについて詳しくご紹介していきましょう。
「初恋の世界」について
主人公・小松薫(こまつかおる)は、40歳の女性です。上京して就職したのち、転職を繰り返してカフェの店長を勤めている彼女は、独身のまま40歳の誕生日を迎えました。
仕事のみならず生活自体に一切不満を感じていなかった薫ですが、人生の節目といえるタイミングでふと迷いが芽生えました。このままでいいのかと悩んでいたさ中、薫の人生に転機が訪れます。
ある日、カフェにやってきた本社の社員から、故郷・角島の店舗の経営がうまくいっていない旨を伝えられた薫。そして角島店への転勤を命じられた彼女は、渋々ながらも受け入れます。
ひとまず角島店に電話をかけてみたところ、応答したのは愛想の悪い若い男性。聞くところによるとアルバイト店員とのことで、店長は病院に行っており午後から来るといいます。
アルバイト店員のぞんざいな対応に戸惑いを覚えながらも、支店で働くために角島へ引っ越した薫。きっかけがなかったために22年も東京で暮らしていたのですが、ついに移動することになったのです。
断捨離をしたばかりだったので荷物はとても少なく、恋人も家庭もないためにスムーズに引っ越しを終えることができました。ところが、新しい勤務先では様々な問題が起こり…。
「初恋の世界」の15巻について
「初恋の世界」の15巻は、2024年6月10日(月)に発売される予定です。完結の時期が気になっている人は多いかもしれませんが、実は2024年4月26日(金)に発売された月刊flowers 6月号にて完結したばかり。
最終巻が発売されるのはいつなのか、楽しみに待っていたいですね。主人公・小松薫は、ライフスタイル提案型カフェ「モリノカフェ」の店長を務めている女性です。
40歳という節目を迎え、東京から故郷の支店に転勤が決まりました。ここで出会ったアルバイトの男性・小鳥遊穣(たかなしじょう)は、とても破天荒なタイプ。彼が仕切っていた角島店は、本来のコンセプトから大きく逸脱してしまっていました。
しかし悪いことばかりではなく、お店は繁盛していたのですが、社長の希望も聞いたうえで本来のスタイルに戻すために薫は行動を起こすのでした。
仕事に生きながらも、このまま一人でいるのか、心の底から愛し合う恋愛を経験しないまま一生を終えるのか、人知れず悩んでいた薫。そんな彼女にさらなる転機が訪れ、新しい恋愛へと踏み出す様子を最終話まで見守っていきたいですね。
大人の女性のリアルな人生を描いた物語
大切な人と愛し合うのはとても素敵なことですが、いつしか心が離れたり、実は片想いであったと気づいたりすることもありますよね。しかしそれでも諦めずに突き進んだ先に、思い描いていたような未来が待っていることもあるのです。
「初恋の世界」の主人公である薫は、これまでにいくつかの恋愛を経験しているものの、どれも自分にとって真実の恋とはいえないものでした。
遠慮がちで、素直な気持ちを伝え合わないまま別れてしまうことが多かったため、両想いすらクリアしていないかもしれないという焦りも。大人の女性特有の悩みや葛藤を抱えている人にぜひ読んでほしい作品です。
月刊flowers「初恋の世界」公式ページ:https://flowers.shogakukan.co.jp/work/302/
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