田津原理音のネタは新フリップ芸で、完成度が高い出来栄えでした。3月4日に開催された「R-1グランプリ2023」を接戦で制し、見事な優勝を果たしました。
第21代R-1王者になった田津原理音は、これまで全国的にはほとんど無名の存在だったと言えるでしょう。夢を掴んだ田津原理音についてご紹介していきましょう。
芸歴10年目で初の決勝出場
芸歴10年以内という出場資格の条件が2021年から変更されたこともあり、挑戦ラストイヤーに近づく芸人の必死さもひしひしと感じられ、近年さらに盛り上がりを見せています。
「R-1グランプリ2023」は3,500人以上のエントリー者から勝ち残って、決勝の夢の舞台に立てるのは8人だけ。決勝出場8人全員を称えたいですね。
田津原理音はNSC在学中でデビュー前の2013年から毎年挑戦して、過去3度準決勝の壁に阻まれていました。芸歴10年目で初めて掴んだ決勝の舞台です。
進化したモニターフリップ芸
今大会のダークホースとして紹介され7番目に登場。得意のイラストを使ったフリップ芸を進化させたネタを披露しました。
カードゲームを開封する手元の状況をカメラで撮り、モニターに表示しながら実況するネタです。SNSの時代のトレンドを取り入れた工夫で生み出した新しいモニターフリップ芸と言えるでしょう。
煌めくレアカードを作るなど自作カードのクオリティーの高さ、カードに書かれた内容の面白さ、構成とトークの上手さもあり、とても完成度が高いネタでした。
2位に2点差の470点で1stステージを1位通過。コットン・きょんとのFinalステージも接戦でした。審査員1票の差で田津原理音が優勝の栄冠を勝ち取りました。
田津原理音のNSC同期が豪華
田津原理音は、1993年5月25日生まれの29歳(2023年3月現在)、奈良県橿原市の出身です。高校卒業の2012年に吉本興業の養成所NSC大阪校に入り、芸人を目指しました。高校時代の同級生とコンビ活動を経て、ピン芸人に。
NSC35期生の同期には、R-1歴代優勝者のゆりやんレトリィバァと濱田祐太郎がいます。さらにガンバレルーヤ、からし蓮根、もも、ラニーノーズ、紅しょうがの熊元プロレス、元コウテイの下田と九条など、とても豪華なメンバーもいて、同期の活躍に負けない思いで芸を磨いてきました。
特技はプロ級の腕前を持つ写真撮影やイラスト・ポスターデザインなど、アーティスティックな技術とセンスも強みです。
掴んだ夢でブレイクを期待
ダークホース的存在から一気に頂点に立ったR-1グランプリ2023優勝。見た目も可愛らしさのあるイケメンで人気が出そうですね。
ニュースター誕生となれるポテンシャルを秘めています。バラエティ番組への対応力は未知数ですが、ブレイクを期待して温かく応援したいですね。
公式サイト:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=6288
☆こちらの記事もチェック!
>>>ハライチの年齢は?新番組「ぽかぽか」は和やかな楽しいお昼の時間
コメント