中井貴一の年齢や身長などが気になるという人もいるのではないでしょうか。言わずと知れた名俳優です。主演がとてもしっくりくる俳優で、出演する作品は箔が付いたような重厚な印象を持ちます。主演の時代劇ドラマが2022年1月にスタートする中井貴一にスポットライトを当ててみましょう。
「雲霧仁左衛門」新シリーズがスタート
2022年1月に「雲霧仁左衛門5」の新シリーズがスタートしました。原作は映画やドラマ化を多くされている池波正太郎の人気時代小説です。
中井貴一主演は2013年からで、池波正太郎生誕90周年として制作されて人気となりシリーズ化しています。
江戸時代の盗賊一味を束ねる首領・雲霧仁左衛門を中井貴一が演じています。決して傷つけることなく、雲のように現れて霧のように姿を消す鮮やかな手口の雲霧一党が痛快です。
盗賊を取り締まりに執念を燃やす役人との対決が見どころで、時代劇版のルパンと銭形刑事の関係やオーシャンズを連想する人も多いでしょう。
「雲霧仁左衛門5」は、大奥の隠し金を狙った壮大な抗争が始まります。
父は昭和の大スター
中井貴一は、1961年9月18日生まれの60歳(2022年1月現在)、東京都世田谷区の出身です。両親は京都府出身で、ルーツは京都にあります。
身長181センチのダンディーな佇まいで、年齢を重ねても魅力は健在です。長年続けている七三分けのヘアスタイルは、律義で誠実な人柄を象徴しているように感じます。
父は昭和を彩った大スターの佐田啓二(本名:中井寛一)で、昭和20年代から30年代にかけて活躍していた二枚目の人気俳優です。父が不慮の事故に遭ったのは、中井貴一が3歳になるひと月前でした。姉の中井貴惠(女優でエッセイスト)は6歳でした。
父に導かれるように俳優に
中学から高校にかけてテニスに打ち込んだスポーツマンで、将来は指導者になることを思い描いていました。父が活躍した芸能界に入ることは考えていなかったところ、転機となったのは父の17回忌法要で松林宗恵映画監督にスカウトされたことでした。
中井貴一の名付け親は、日本映画界の巨匠・小津安二郎監督であり、芸能界との縁は生まれ持った星なのかもしれません。父に導かれるように俳優の世界に入りました。
成蹊大学在学中の19歳で俳優デビューした作品は、1981年公開の松林宗恵映画監督作品「連合艦隊」で、第5回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞して高い評価を得ます。以降、映画やドラマで数多くの作品で主演に起用されます。
知名度と人気を一気に上げたのは1983年からのドラマシリーズ「ふぞろいの林檎たち」でしょう。時任三郎や柳沢慎吾・手塚理美・石原真理子など人気俳優をたくさん生み出した名作ドラマです。
CMでも抜群の存在感や好感度の高さは発揮され続けています。
時代劇ファン必見のドラマ
時代劇ドラマが減少傾向にある昨今、時代劇ファン必見の「雲霧仁左衛門5」はおすすめドラマです。中井貴一の凛々しい雲霧仁左衛門役がとても素敵です。
2022年は主演映画「大河への道」の公開も控えています。数々の名作を生んできた日本が誇る俳優といえるでしょう。
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