BKBの小説が絶賛され、話題になっています。BKBと言ってもピンとこないという人もいるでしょう。
「バイク川崎バイク」という正式な芸名を聞いても、知らないと思う人もいるかもしれません。今回は芸歴17年のピン芸人BKBと、小説について紹介いたしましょう。
BKBことバイク川崎バイクとは
通称BKBことバイク川崎バイクはサングラスを掛けてバンダナを頭に巻き、長袖部分が赤いBTBのロゴ入りTシャツが定番のスタイルです。
何でも略してBKBで表現するネタが特徴で、BKBの頭文字で例えるダジャレのような漫談の芸風で知られています。2014年に「R-1ぐらんぷり」決勝に進出して、話題になりました。
本名は川崎史貴、1979年12月17日生まれ、兵庫県加古川市の出身です。高校卒業後、専門学校で美容師資格を取得し、3年間美容師として働いていました。
友人に誘われ23歳の時に芸人を目指し、2003年に吉本興業の養成所NSC大阪校で学びました。
同期には、かまいたち・和牛・アインシュタイン河合・アキナ山名・天竺鼠・藤崎マーケットなどがいます。2006年に和牛結成のキューピット役になったことでも、ファンの間では有名です。
デビュー以来コンビとしての活動時期もあり、2007年から本格的なピン芸人としての活動を始めます。
本名の川崎と言えばバイクのイメージから、芸名を「バイク川崎バイク」と元相方が名付けました。
小説集の「電話をしてるふり」が話題
2021年6月11日放送の「中居正広の金スマ」で、新たな魅力でプチブレイクとして紹介されました。芸風や経歴からは想像しにくい、意外とも言える才能を発揮しているのです。
2020年春からのステイホーム期間中に、短編小説のようなショートショートというジャンルの作品をSNSで発表し続け、大きな反響があり書籍化されました。
「BKB ショートショート小説集 電話をしてるふり」が、8月に出版されるとすぐに重版となるヒットとなっています。
親交がある作家の吉本ばななさんが帯を担当、自らBTBの芸風作文で、「なばば(B)、感心(K)、びっくり!(B)」とも書いてくれているのです。
短いものは1000文字程度、長くても4000文字程度までと読みやすく、意外性のある展開や落ちなどバラエティ豊かな作品が、50作品も収められています。アニメ化や漫画化もされているので、テレビドラマ化も実現するとよいですね。
又吉直樹も絶賛
YouTubeチャンネル「バイク川崎バイクのユーチューブンブン」で、芥川賞作家の又吉直樹も絶賛しています。
芸歴を活かしながら本人の才能も開花し、これからの活躍がとても期待できますね。
バイク川崎バイク公式HP:
https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=3625
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