「龍とカメレオン」はどんなお話?突如人格が入れ替わった二人の熱い群像劇!

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「龍とカメレオン」が面白く展開が気になると各所で話題を呼んでいます。こちらの作品は、「三ツ首コンドル」「歪のアマルガム」などでおなじみの石山諒先生の最新作。

スクウェア・エニックス「月刊ガンガンJOKER」にて、2022年10月より連載されています。漫画業界のリアルとファンタジー要素を絶妙に融合させた熱い群像劇。

そこで今回は、そんな「龍とカメレオン」のストーリーや魅力などについて詳しくご紹介していきましょう。


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「龍とカメレオン」のストーリー

主人公・花神臥龍(はながみがりょう)は、言わずと知れた天才漫画家。下積み期間や打ち切りも経験し、2作目の連載作品でTVアニメ化や映画化も勝ち取った努力する天才です。

漫画を描くということを心から愛しており、食事や睡眠の時間を惜しんでひたすら描き続ける姿に対して、アシスタントたちは感心すると共に物珍しげに見ています。

ある日、そんな臥龍の元で1日アシスタントとして手伝った新人漫画家・深山忍(みやましのぶ)は、未だ無名。一から作品を作り上げることを苦手としている一方で、他の漫画家の絵柄を完全にコピーして再現する能力の持ち主です。

このため「カメレオン」のあだ名がつき、臥龍に対して強烈なコンプレックスを抱くように。才能に嫉妬するあまり、劣等感に押しつぶされそうになっていたのです。

そんな時、事故によりなんと臥龍と忍の身体が入れ替わってしまいます。元に戻る方法を探そうと提案する臥龍ですが、忍はそのつもりはさらさらありませんでした。

「大人気漫画家になりたい」という願いを叶えることができた忍は驚喜すると共に、「花神臥龍として生きていく」と決意します。そして臥龍の連載作品「ドラゴン・ランド」の続きを描くとも言います。

ところが、臥龍は「適当でも現状維持は余裕」との忍の言葉に引っ掛かり、許せない気持ちに。花神臥龍としての人生を生き抜くと決めた忍に対して、臥龍もまた新人漫画家として一からスタートすることを決意するのです。新たな人生を自分のカラーに染めていく二人の成長を見届けたくなる壮大なストーリーです。

「龍とカメレオン」の魅力について

「龍とカメレオン」の最新刊にあたる第4巻は、2024年5月22日(水)に発売されました。新刊が発売されるたび、ファンを着実に増やして灼熱の渦中に巻き込んでいく本作。

人格が入れ替わってしまうというストーリーは、今や漫画や映画の定番といえます。しかし「龍とカメレオン」は、それぞれが運命を受け入れて人生に取り組む、そして本気でぶつかり合う様子がとてもクール。

ただならぬ緊迫感が漂う宣戦布告のシーンから、天下の「龍」とそれを模倣する「カメレオン」の闘いが始まるのです。二人の人生は今後いかにして交じり合うのか、わかり合える日はくるのかとても気になります。

そして花神臥龍と深山忍以外にも、遅咲きの新人・大岩源二(おおいわげんじ)や、逸材との呼び声が高い天才・榊多聞(さかきたもん)など、漫画界の頂点を目指す漫画家が多数登場します。彼らが漫画に懸ける熱意や内面的な魅力も大きな見どころといえるでしょう。

 

漫画への情熱に感化される人が続出!

「龍とカメレオン」は、大切にしたいものに情熱を注ぐ全ての人を応援してくれる物語です。主要人物である臥龍と忍は、境遇や性格、才能までも対照的。

それぞれの道をひたむきに突き進む二人の姿を通して、漫画業界の裏側を描いた奥深い作品です。漫画家やアシスタントたちの苦労や苦悩を知ることで、自分も自分に負けないよう挑戦し続けたいと思えるのです。

 

月刊ガンガンJOKER「龍とカメレオン」公式ページ:https://magazine.jp.square-enix.com/joker/series/ryutochamaeleon/

 

☆こちらの記事も読んでみてくださいね!

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