「SASUKE」がオリンピック競技の有力候補に挙がっていることが、2022年6月末に各メディアからニュース報道されて、ビックリした人も多いでしょう。TBSの本家「SASUKE」は、2022年に40回目の開催となる記念大会を迎えます。
今回は、「SASUKE」についてピックアップしてみましょう。
SASUKEがオリンピック競技の候補に
TBSの人気特番「SASUKE~Ninja Warrior~」は、世界各国で人気があります。160か国以上の国々で放送され、約25か国では現地版のSASUKEが制作されているほどです。
熱狂的な多くのファンを虜にするコンテンツに成長を遂げていて、オリンピックという夢のある競技の候補になっています。
近代五種(フェンシング・競泳・射撃・ランニング・馬術)の馬術に代わる候補として、SASUKEをモチーフにした障害物レースがテストされているのです。
欧州の現地版SASUKEで使用するTBSのセットをテスト用に提供。落下する(池に落ちる)と失格になる部分を除外した形のタイムトライアルレースでテストが実施されました。
2022年12月に採用が決定した場合には、2028年のロサンゼルスオリンピックから登場することになるそうです。
SASUKEファンのプレイヤーの中には、オリンピックを目指してフェンシングや射撃など、近代五種の専門的な種目にも挑戦してみたいという人が増えそうですね。
「SASUKE」の魅力
「SASUKE」は、スポーツバラエティ番組「筋肉番付」から派生した企画として、1997年に誕生。忍者が挑戦して攻略する姿をイメージして、アトラクションエリアの様々なセットが独自に考案されました。
横にスクロールするカメラワークは、「スーパーマリオシリーズ」のゲームをイメージして作られたそうです。ゲーム感覚とリアルな挑戦が魅力です。
「痛快なりゆき番組 風雲!たけし城」のような視聴者が参加して楽しむ要素と、アスリートなど体力や運動能力自慢が本気で真剣勝負する「筋肉番付」の要素が、上手にミックスされたような魅力があります。
過去39回の開催で、完全制覇者(秋山和彦1回・長野誠1回・漆原裕治2回・森本裕介2回)の4人で、合計しても6回だけの制覇なのです。
難攻不落のSASUKEは、毎年のように新エリアなどバージョンアップされていて、難易度がアップし続けています。
優れたポテンシャルを持った制覇者でさえ、困難な挑戦だからこそ、エリアを模した自前の練習セットを作るなどして懸命に練習に打ち込み、人生をかけるほどの魅力を感じるのでしょう。
挑戦者同士で応援し励まし合う姿や、一緒に合宿して練習するなど横の絆も生まれていて、純粋に涙し合う姿にも感動させられます。
SASUKE2022は記念大会
番組公式サイトで「SASUKE~Ninja Warrior~2022」の参加者のエントリーを募集しています。(2022年7月現在)
2022年の開催は、第40回の記念大会となっているので、どんな企画があるのか、どんな新エリアが登場するのかなど、今からとても楽しみです。
番組が放送される頃(近年は12月末頃に放送)には、オリンピック新競技として正式採用の吉報が報告されているかもしれません。
番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/sasuke_rising/
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