5億年ボタンのアニメがこの夏に放送されるということで話題になっています。こちらのアニメのタイトルは「5億年ボタン~菅原そうたのショートショート~」。
ネット上で様々な意見が飛び交っているエピソードがついにTVアニメになりました。今回はこのアニメの内容や、5億年ボタンの詳細についてお伝えしていきましょう。
5億年ボタンとは?
5億年ボタンとは、なんだかとてもミステリアスな印象を受ける言葉ですよね。「5億年ボタン」というのは、漫画家でありながら監督、声優、グラフィックデザイナーなどでもあるマルチクリエイター・菅原そうたによる読み切り漫画がもとになっています。
もともとは2001年に菅原そうたが集英社・週刊少年ジャンプの増刊号「GAG Special 2002」で発表した短編読み切り漫画でした。
その後、「みんなのトニオちゃん」という単行本に収録された際には、タイトルが「アルバイト(BUTTON)」に変更。登場人物の名前もこの時に変わっているのですが、こちらの作品に登場するものこそが「5億年ボタン」なのです。
このボタンを押すと、押した人の意識は異次元空間に転送されます。何もない空間の中で5億年の時を過ごさなければならないのですが、5億年経過した後にはもとの世界に戻され、100万円という大金を手にすることができます。
この際、5億年ボタンを押した人の記憶は消され、意識としてはボタンを押した直後に100万円が手に入るような感覚。このエピソードはYouTubeや様々なSNSでも話題となり、賛否両論を呼んでいました。
都市伝説のようになった5億年ボタンは、2022年、菅原そうた自身が監督や脚本などを務めてTVアニメ化することになりました。
「5億年ボタン~菅原そうたのショートショート~」について
「5億年ボタン~菅原そうたのショートショート~」は、2022年7月14日(木)より放送される予定です。マルチクリエイターである菅原そうたが原作、監督、構成、脚本、キャラクターデザインなどを担当しているとても珍しい作品。
主人公は、トニオという5歳の男の子です。父親の入院費を払うことができず途方に暮れていた三姉弟、スネ子(すねこ)、ジャイ美(じゃいみ)、トニオのもとに怪しい人物が現れるところから物語はスタートします。
彼らの目の前に現れたのは井上(いのうえ)博士。様々な発明品を紹介していくのですが、トニオたちの家の近所で生活していて、街で遭遇するたびにしつこく話しかけてきます。
お金に困っているトニオたちに対して井上博士は、持っていた「5億年ボタン」を紹介してきて…。「5億年ボタン~菅原そうたのショートショート~」に登場するキャラクターたちは、基本的にかなり可愛らしい見た目をしていることが特徴です。
特にトニオのビジュアルに関しては、懐かしさを感じる人がとても多いかもしれません。可愛いのですが、どこか怖い雰囲気もきちんと残っています。
「5億年ボタン~菅原そうたのショートショート~」のキャラクター
主人公・トニオは、5歳の男の子。可愛らしい顔をしているものの、考え方は少しニヒルで、いつも変わったことを考えているようです。ジャイ美は、14歳の女の子。
学校ではアイドルのようなポジションですが、とても強い番長なのです。モデルの仕事もこなしています。スネ子は、18歳の女の子。首席の生徒会長で、とても優秀であることがわかります。
思慮深く正義感の強い性格なのですが、皆には内緒でVtuberとして活動しているとのことです。
懐かしい存在・5億年ボタン
5億年ボタンという言葉を聞いたことがある、もしくは漫画を読んだりSNSで見たことがあったりするという人は多いでしょう。
そんな中でも、多くの人にとって、TVアニメとして新しくなって帰ってきた5億年ボタンを観ることができるのはとても楽しみですよね。
TOKYO MXやAT-Xにて放送される予定なので、ぜひチェックしてみてください。
公式HP:https://500000000button.com/
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