金の国の渡部おにぎりが、「R-1グランプリ2022」の決勝で大健闘をしました。R-1グランプリで初めて、渡部おにぎりを知ったという人もいるでしょう。コンビ「金の国」で活動している若手芸人・渡部おにぎりについて紹介しましょう。
R-1グランプリ2022で3位の健闘
前回のR-1グランプリ2021は準決勝に進出しますが、ネタを忘れてしまう大ハプニングで無念の敗退。ネタを作ってくれた相方への思いも胸に、2022年は初の決勝進出を果たします。今大会唯一決勝に進んだコンビ芸をメインとする芸人で、ピン芸人たちに挑む形になりました。
頭にトンビを乗せて登場。サンドイッチを食べていた大学生がトンビに襲われたネタです。ぽっちゃり体型の大人が体ごと空に持っていかれるあり得ない事態に。
下にいる友人に合コンに行けないと冷静に電話する対応も面白く、大空から虹を見て感動する表情も素敵でした。ラストの感動シーンではAqua Timezの名曲「虹」が流れました。
お見送り芸人しんいちのネタでもAqua Timezが使われる偶然のシンクロも話題になりました。
1位と1点差の得点で、3人が2位で並ぶ大接戦でした。惜しくも決選投票でお見送り芸人しんいちに敗れ、最終決戦進出は叶いませんでしたが大健闘といえるでしょう。2本目に用意していたネタも見たかったですね。
野球で有望な選手からお笑い芸人に
渡部おにぎり(本名:渡部恭平)は、1994年8月14日生まれの27歳(2022年3月現在)、神奈川県横浜市の出身です。
パンチ佐藤も出身の古豪・武相高校硬式野球部の正捕手で、2年生から4番を任される強打者でした。当時1年先輩の塩見泰隆(現:ヤクルト)が3番打者で、エースが井口和朋(現:日本ハム)であり、かなりレベルが高い有望な選手だったことが想像できます。
高校時代から面白いことをして先輩を楽しませていたことも、芸人としてのベースとなる部分が培われたのでしょう。高校の大先輩の芸人には、出川哲朗(軟式野球部)やインパルス堤下敦(硬式野球部)もいます。
大学4年生の時、2016年にワタナベコメディスクール25期生となり、相方の桃沢健輔と出会って「金の国」を結成しました。2017年の卒業ライブで1位になる有望な新人としてデビュー。
2021年9月には「ツギクル芸人グランプリ2021」(フジテレビ)で2代目王者に輝き、演技力のあるコントが絶賛されました。
ネクストブレイク候補として注目のコンビ
金の国の渡部おにぎりは、坊主頭で素朴な風貌と、温かみのある笑顔や人柄、ほっこりする独特な存在感のキャラクター性があり、とても魅力的な芸人です。芸名の「おにぎり」も親しみやほっとする安心感があって、マッチしています。
相方の知的な雰囲気と、ゆるキャラのような癒し系の渡部おにぎりが引き立て合うコンビ「金の国」は、若手のネクストブレイク候補として大注目です。
公式サイト:https://www.watanabepro.co.jp/mypage/4000104/
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