横浜DeNAの牧秀悟がサイクルヒット達成!新人で史上初の偉業

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横浜DeNAの牧秀悟がサイクルヒットを達成しました。野球選手、特にバッターであれば、生涯で一度は達成してみたい記録です。プロ1年目にして見事にサイクルヒットを達成した、横浜DeNAの牧秀悟選手について紹介いたしましょう。


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サイクルヒットとは

サイクルヒット(サイクル安打)とは、1人の選手が1塁打・2塁打・3塁打・ホームランの4種類を全て1試合中に記録することです。ピッチャーの場合のノーヒットノーランや、サッカーのハットトリック、ゴルフのアルバトロスに近いような困難さがあるでしょう。

1試合で3本や4本のホームランを打つこともとても難しいですが、サイクルヒットも技術だけでない要素、野球の神様が導いてくれる幸運もあってのことのように感じます。

ホームランを打つ長打力と、最も出にくいと言われる3塁打にするための走力も必要です。打球のコースや速さ、フェンスに当たった後のクッションの仕方など、様々な要素がうまく1試合中に合致して生まれる記録でしょう。

大谷翔平選手が2019年にメジャーで日本人初のサイクルヒット達成で話題になりましたが、世界的な安打数を誇るレジェンドのイチロー選手が達成していないことにも難しさを感じます。

 

新人初のサイクルヒット達成

2021年8月25日の阪神戦、牧秀悟選手はDeNAの6番打者として出場し、2回に2塁打、3回に14号の3ランホームラン、4回にヒットを放ち、サイクルヒットに早くもリーチをかけました。4打席目はフライに倒れましたが、最終9回に5打席目が回ってきました。

ライト線に落ちた打球はフェンス際に転がり、3塁打となりました。なかなか狙って3塁打を打つことは難しいですが、幸運も味方した一打でした。

日本で過去70人が達成しているサイクルヒットですが、新人のルーキーでシーズン中の達成は初めての快挙です。

牧秀悟選手は、1998年4月21日生まれ、長野県中野市の出身です。兄の影響で小学1年生から野球を始めました。松本第一高校から中央大学に進み、1年生から活躍し、3年生の時に学生日本代表に選出される選手に成長しました。

2020年秋のドラフト会議では、横浜DeNAから2位指名され入団。2021年の開幕からレギュラーとして活躍しています。シュアなバッティングが魅力です。

 

神奈川の牧

牧秀悟選手は「神奈川の牧」という愛称がついています。人気漫画スラムダンクに登場する「神奈川No.1プレイヤーの牧」が由来になっているのです。

神奈川・横浜DeNAを支えるNo.1選手になる資質があり、多くのファンから期待が寄せられています。

 

公式サイト:https://www.baystars.co.jp/players/detail/2000035


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