ラグビーの福岡選手が医学部合格!目標がぶれない意志の凄さ

スポーツ

ラグビーの福岡選手が、大学の医学部に合格したことを報告しました。文武両道をまさに絵に描いたように実践している福岡堅樹選手です。

2019年のラグビーワールドカップ日本大会で、初のベスト8に導いた日本代表選手の中心選手として、大活躍した姿や感動が鮮明に思い出されます。


スポンサーリンク

10年越しの目標に向かって続けた努力

2021年2月20日に自身のツイッターで、順天堂大学医学部に合格したことを報告しました。28歳で夢に向かって、次の人生への扉を自ら開いた、とても素晴らしいニュースですね。

10年越しの目標としてきた医師への道を、諦めずにコツコツと努力を続けてきた結果でしょう。約10年前、筑波大学の医学群に2度チャレンジしますが、合格には至らず、後期試験で筑波大学情報学群に合格します。

挫折を前向きにとらえ、ラグビーを第一線でやれるうちはラグビーを納得いくまで頑張り、その後でも医師を目指せると判断したのです。

日本代表として過酷な練習に打ち込んでいた期間も、時間を見つけては勉強を欠かさずおこないました。努力を継続できる意志の強さは、本当に素晴らしいですね。

志しがしっかりとしていて高い能力を持っているので、きっと素晴らしい医師になれるでしょう。

足の故障を乗り越えて

福岡堅樹は、1992年9月7日生まれ、福岡県古賀市出身です。快速ウイングとして、トライを重ねる姿が印象的ですが、子供の頃から足の速さはずば抜けていました。

5歳でラグビーを始めます。中学時代は陸上部でも活躍し、福岡県で一二を争う短距離の選手でした。高校は福岡県の有名進学校・福岡高校に進みましたが、選手生命を左右するような大きなケガをします。

治療を担当してもらった整形外科医の先生に、大きな影響を受けました。前十字靭帯断裂の手術をしても、走るスピードや俊敏なステップを元通りに取り戻しているのです。

祖父が医師で、父が歯科医師という家系でもあり、医師を目指す気持ちは子供の頃からありました。尊敬する整形外科医の先生との出会いによって、医師になる目標がさらに強いものになったのです。

スポーツ整形の専門医になって、選手のサポートをしたいという思いが強いのでしょう。筑波大学情報学群でも医療に活用できる画像処理の研究に取り組み、将来を見据えていました。一流アスリートの立場から、医学においての新しい知見の活用も期待されます。常に目標を定めて行動する姿勢は尊敬できますね。

 

最後の勇姿を見届けよう

福岡堅樹選手は、今シーズンで現役引退します。パナソニック・ワイルドナイツでのプレーを観られるのも、あと数試合ということになります。1トライでも多く、走る勇姿を目に焼き付けたいですね。


スポンサーリンク

関連記事一覧

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP