とにかく明るい安村は、「有吉の壁」で披露するネタが面白くておすすめです。レギュラー番組になる前から「有吉の壁」で存在感を発揮していた安村は、番組になくてはならない存在のようになっています。再ブレイクとも囁かれている、「とにかく明るい安村」にスポットライトを当ててみましょう。
幼馴染みに誘われて芸人に
とにかく明るい安村は、1982年3月15日生まれ、北海道の旭川市出身です。ピン芸人として存在感を発揮していますが、以前はアームストロングというコンビ芸人でした。本名の安村昇剛で活動していました。
芸人になったきっかけは、幼稚園からの幼馴染みである相方でした。誘われて最初にコンビで芸を披露したのは、中学校の文化祭でした。
一方、野球に熱中する少年で、旭川実業高校に進み、甲子園に出場しベンチ入りしているので、なかなかの実力です。伝令として起用されているので、ムードメーカー的役割も担っていたのでしょう。
相方に誘われるまま高校卒業後に上京し、吉本興業のNSC東京校で2000年に学びました。2010年にはNHK新人演芸大賞を受賞。しかし2014年に惜しまれつつも解散を決断します。
ピン芸人として再出発
32歳でピン芸人に転向し、芸名を「とにかく明るい安村」にします。これまで相方主導だった芸人人生から一変。引退も考えましたが、2012年に結婚した妻にも後押しされ、スイッチが入りました。なりふり構わない必死な芸風が開花していきます。
2015年に「安心してください、はいてますよ」のネタでブレイクします。ブレイクのきっかけになったのは、ライセンス藤原の結婚披露宴でネタの原型を披露したこと。会場に居合わせた「バイキング」の番組スタッフが注目して、チャンスをつかんだのです。
「有吉の壁」で再ブレイクか?
MCの有吉を笑わせて認められるために、若手や中堅芸人がネタを披露する「有吉の壁」で、安村は存在感を発揮し続け、次々と話題の新ネタやキャラを生み出しています。
歌って踊るネタの「東京って凄い」は、芸人人生を振り返った、笑えてジーンとくるネタや、自宅からのリモートでは、温泉芸で部屋を水浸しにして必死な笑いを演出。
振り切ったネタで、多くの芸能人からも称賛され、再ブレイクの兆しも見えています。主婦芸人に扮した「フリーダムまさ江」のきゅんですのネタや、たくさんいる弟たちのことが唯一の自慢であるキャラ「ビッグアニー」も話題に。エクササイズの「ビート隊長」や、ロカビリー歌手「前田マジック」など、続々新キャラが登場しています。
今後の新ネタや新キャラも楽しみ
なぜか哀愁のあるような、憎めないキャラを演じて、共感を呼んでいます。ネタを必死に演じている姿に感動さえも覚えますね。今後の新ネタや新キャラも楽しみです。
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