堤真一が大河ドラマ「青天を衝け」(NHK)で、演じていた一橋慶喜の側近・平岡円四郎ロスが、視聴者の中に広がっていて、とても話題になっています。
堤真一の流石と言える別格の演技力を、改めて実感している人は多いでしょう。堤真一について、焦点を当ててみましょう。
平岡円四郎とは
2021年の大河ドラマ「青天を衝つけ」は、見応えがある面白い作品と評判です。主役の渋沢栄一を演じる吉沢亮を始め、脇を固める豪華キャスティングの演技が光ります。
中でも堤真一演じる平岡円四郎は、物語前半におけるキーパーソンでもありました。渋沢栄一を一橋家に仕官させ、救った恩人です。堤真一の演技が緩急自在のピッチングのように、コミカルな演技も交えた自在な演技は、たくさんの視聴者の心を掴みました。
円四郎が絡むシーンが、見どころでもあり、相手を引き立てる演技が絶妙で人気キャラでした。一橋(徳川)慶喜役として気品のあるオーラを発する草なぎ剛。
真っすぐな志とエネルギーを持った渋沢栄一(吉沢亮)と従兄の渋沢喜作(高良健吾)。円四郎の妻やす(木村佳乃)とのシーンなど。5月30日の第16回放送話「恩人暗殺」で、涙した視聴者は多いでしょう。
渋沢栄一とともに明治時代まで活躍してほしかった魅力的な人材を、堤真一が見事に演じました。
真田広之の付き人からスタート
堤真一は、1964年7月7日生まれ、兵庫県西宮市出身です。19歳の時、1984年にジャパンアクションクラブ(JAC)に入り、真田広之の付き人として経験を積みました。
千葉真一演出の舞台「ゆかいな海賊大冒険」で、1984年に役者デビュー。初めて出演した映画「犬死にせしもの」(1986年公開)で、共演した佐藤浩市にも付き人のように接する間柄となります。真田広之と佐藤浩市の二人の前では緊張してしまい演技ができないエピソードを、2017年に出演したバラエティ番組で語っていました。
たくさんの映画やドラマ・舞台で、素晴らしい活躍をしています。映画「ALWAYS 三丁目の夕日」では、日本アカデミー最優秀助演男優賞を受賞するなど、他の作品でも数々の賞を受賞している演技派俳優です。好感度も高くCMでも活躍していますね。
最新の出演映画について
堤真一が出演している映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」が、2021年6月18日に公開予定です。この作品で、緊張して演技ができないと以前言っていた大先輩である佐藤浩市(ボス役)と共演をしているのです。
名優同士がどんな演技を披露しているのか、とても興味がありますね。
公式サイト:https://www.siscompany.com/management/artist.php?id=1
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