相川七瀬の年齢が気になる人もいるのでは。一世を風靡した相川七瀬と織田哲郎の黄金コンビが、ステージで初共演となる25周年ライブツアーが2021年に開催されて話題になりました。今も変わらぬ魅力を放ち続ける相川七瀬にスポットライトを当ててみましょう。
ロックの女神
1995年のデビュー曲「夢見る少女じゃいられない」以来、数々のヒット曲をいきなり連発したロックの女神・相川七瀬。
特にファーストアルバムの「Red」は、約245万枚ものダブルミリオンの売り上げを記録。1996年の第47回NHK紅白歌合戦にも出場しました。
「恋心」や「トラブルメイカー」「Sweet Emotion」など、カラオケで今でも歌い継がれる名曲がたくさんあります。
清楚なアイドル系と相対するような思い切ったプロデュースで、平成の世の中に衝撃を与えました。
織田哲郎との出会いが人生の転機に
相川七瀬を発掘してしっかり育成し、巧みなプロデュースで売り出し、楽曲の提供も手掛けたのが織田哲郎です。
相川七瀬(結婚前の本名:佐伯美咲)は、1975年2月16日生まれの46歳(2021年現在)、大阪市東淀川区の出身です。
1990年の中学3年生の時に、友達の代わりに急遽出場したオーディションで、シャウトする歌を度胸満点で披露します。アイドル発掘オーディションで笑顔もなく、鋭い目力で審査員を見つめるロック的な要素を持つ少女でした。
落選したものの、審査員の織田哲郎には印象に残り続ける存在で、約1年後に織田哲郎から突然連絡があり自宅までスカウトに来てくれたのです。
一旦断りますが、数か月後に高校を中退して歌手になる決意をします。アルバイトをしながらレッスンを重ね、20歳になった1995年にようやくデビューを果たし、瞬く間にスターへと駆け上がりました。
母でありアーティストであり学生
相川七瀬は2001年に結婚をして3人の母でもあり、現在20歳の長男と中学生の次男、小学生の長女がいます。カラーセラピストの資格を独学で取得し、神社めぐりが好きなど、アーティストのイメージとは違った一面も見せています。
40歳を過ぎてから大学で学びたいと考え、2年以上かけて猛勉強。2018年に高等学校卒業程度認定試験に合格して、大学受験資格を取得します。
45歳で2020年に國學院大學神道文化学部に見事合格して、現在仕事と主婦をしながら大学にも通っています。大学の同級生は長男と同じ年齢なのです。
実家が氏子であったことから神社や民族学的なことに興味がありました。岡山県指定無形文化財の赤米を守る活動、鹿島神宮を崇敬して「かしま大使」としての活動などもおこなっています。さらに神事やお祭りに関することで、地域活性に携わりたいと大学で学んでいます。
生き方もかっこいい
学びたいときに行動に移し、一生懸命取り組む姿勢が素敵で、とてもかっこいい生き方に感じます。前向きな気持ちが素晴らしく、若々しさの秘訣になっているのでしょう。
アーティストとしてもパワフルさは健在で、ドラマーの次男もステージをともにすることもあり、これからも楽しみです。
公式サイト:https://www.nanase.jp/
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