「ダイヤモンドの功罪」の最新刊は何巻?おすすめコミックにランクインの注目作品

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「ダイヤモンドの功罪」の最新刊の内容や作品の魅力について知りたいという人は多いでしょう。こちらは、2023年より集英社・週刊ヤングジャンプにて連載されている「野球」を題材としたコミックです。

作者は、巧みな人物描写に定評がある平井大橋先生。本作では、とある事情で孤独と対峙している少年と彼の存在に振り回される人間模様を描いています。

そこで今回は、そんな「ダイヤモンドの功罪」のストーリーや作者の概要について詳しくご紹介していきましょう。


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期待を集めている漫画家による初連載

2020年10月、週刊ヤングジャンプ創刊40周年記念の「賞金総額最大1億円40漫画賞」にて「ゴーストバッター」と「ゴーストライト」が共に野球漫画賞佳作を受賞しました。

こちらの漫画賞には全40種のテーマが設けられていたものの、同じテーマでW受賞したのは平井大橋先生だけだったといいます。さらに2021年9月には「可視光線」で、週刊ヤングジャンプの新人漫画賞・シンマン賞にて佳作と初投稿賞を同時受賞しています。

新人でありながらもかなり注目度が高く、2023年2月より開始となった初めての連載作品「ダイヤモンドの功罪」は、週刊ヤングジャンプにて巻頭カラーを飾りました。

その後、本作は「次にくるマンガ大賞 2023」のコミックス部門で第7位に、「このマンガがすごい! 2024」のオトコ編で第1位に、「全国書店員が選んだおすすめコミック 2024」で第4位にランクインしています。

漫画が好きな人たちの間で大いに話題になっている作品のため、今のうちにおさえておくことが望ましいでしょう。

 

「ダイヤモンドの功罪」のストーリー

「ダイヤモンドの功罪」の舞台となるのは、野球のジュニアリーグ。ここでたくさんの選手の熱意と努力の成果が発揮され、同時に人間模様も展開していきます。

主人公・綾瀬川次郎(あやせがわじろう)は、小学5年生の男子です。彼は抜群の運動神経を持ち合わせており、水泳やテニス、体操など、何をやっても短期間でトップに立てるほどの実力の持ち主。

ところが、このことが原因で周囲の子たちに挫折感を味わわせてしまうこととなり、なかなか打ち解けられずにいました。天才であるがゆえに苦悩していた彼が出会ったのは、硬式野球クラブ・足立バンビーズ。

「みんなで楽しむ取り組むこと」に憧れを抱いていた次郎は、足立バンビーズのチラシを見て強い魅力を感じました。ここに入団することを決めた彼は、ついに仲間と共にプレイする楽しさを知ることができたのです。

ところが、才能を活かさないのはもったいないと監督から言われ、日本代表チームのセレクションを勧められることに。はじめは強く拒否した次郎でしたが、監督の言葉に複雑な感情を抱きながらもチームの選抜テストや練習に参加するようになります。

この中で次郎はさらに野球の面白さを知り、自らのスキルを上げたい思いが強くなり、ハングリー精神が芽生えるのです。一方で、友人たちと仲良くプレイすることにも未練が残り、ジレンマに翻弄されながらも腕を磨き人間関係を構築していく主人公の姿を描いた作品が「ダイヤモンドの功罪」です。

 

自分の在るべき姿に悩む多くの人を勇気づける物語

「ダイヤモンドの功罪」の最新刊にあたる第4巻は、2023年12月19日(火)に発売されました。また、次巻・第5巻は2024年3月18日(月)に発売される予定なので、ぜひチェックしてみてくださいね。

主人公・次郎ほどの天才は、世界中を探してもなかなかいないと思われますが、彼のように自分の在り方に悩む人は現代社会にたくさんいるはず。自分の行動によって他人を傷つけてしまう、他者の人生を変えてしまうことの責任を感じたことがある人も多いでしょう。

「ダイヤモンドの功罪」は、そのような人を励ますと共に勇気づけてくれる物語でもありますので、ぜひバイブルとして

 

「ヤンジャン!」公式ページ:https://ynjn.jp/title/8764

 

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