平野歩夢の身長や年齢などが気になる人もいるのではないでしょうか。北京冬季五輪のスノーボード男子ハーフパイプ(HP)で、悲願の金メダルを獲得。国籍に関係なく世界中が感動するほどの圧巻のパフォーマンスでした。
平野歩夢にスポットライトを当ててみましょう。
新技をもう一つ温存しての金メダル
平野歩夢は15歳で出場したソチ五輪(2014年)、2度目の平昌五輪(2018年)と2大会連続しての銀メダル。ついに2022年北京五輪の最終演技で劇的な大逆転での金メダルを獲得し、感動を与えてくれました。
前人未到の大技「トリプルコーク1440」(横4回転)を決めて、スノーボードHPの真の王者として、若干23歳にして既に伝説的な選手になりました。
更なる新技の「フロントサイドの1620」(横4回転半)も用意していて、展開次第ではチャレンジしようと考えていたことを明かして、世界を驚かせました。
成功する確率がより高い技での完成度を上げての逆転でしたが、2回目の得点次第ではもう一つの新技を披露したかもしれないと考えると、桁違いの実力がうかがえます。次に出場する大会で披露してくれるのか、注目がさらに集まるでしょう。
二刀流で五輪出場のスーパースター
2021年夏には東京五輪でスケートボード選手として出場した二刀流です。半年後には冬季五輪に出場して金メダル。1年以内に五輪2大会に出場した選手も初かもしれません。
スケートボードとスノーボードは、似て非なる競技種目です。数か月の短期間で新技を完成させて準備をする壮絶な努力や、妥協しないストイックさが想像できます。
まさに偉業を成し遂げたスーパースターといえるでしょう。
平野歩夢の経歴について
平野歩夢は、1998年11月29日生まれの23歳(2022年2月現在)、新潟県北部の村上市出身です。身長165センチで海外選手よりも比較的小柄なのも、回転や身のこなしの技術につながっているのでしょう。
プロサーファーを目指していた父が、子供たちにスケートボードで遊ばせていたことからスタートしました。歩夢が3歳の頃に、スケートボードパークを開設します。
3歳上の兄の影響でスケートボードを始めます。4歳からスノーボードも始めるようになり、幼少期から二刀流としての基礎が磨かれて行きました。
小学4年生でプロ契約をするほど早くから才能が開花し、世界で活躍しています。
ユニクロのCMに出演していますが、これからもCMでも引っ張りだこになりそうです。
平野兄弟の活躍が楽しみ
4歳下の弟の海祝も北京五輪でエアーの高さで世界を魅了しました。高さが出せる才能は難易度の高い技を習得する可能性を秘めています。
4年後に再び平野兄弟の活躍する姿が本当に楽しみです。その前に2年後のパリ五輪にスケートボードで再チャレンジするのかにも注目が集まります。
今後どんな夢を歩んでいくのでしょう。
公式サイト:https://www.ayumuhirano.tokyo/
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