尾崎豊の息子として注目されているアーティスト・尾崎裕哉をご存知でしょうか。最近テレビ出演などもして知名度も上がってきています。尾崎豊のDNAと歌声を受け継ぐシンガーソングライター・尾崎裕哉にスポットライトを当てて紹介いたしましょう。
父は偉大過ぎる尾崎豊
世代を超えて30年以上歌い継がれる名曲を数々残した、圧倒的なカリスマ性を持つシンガーの尾崎豊は、唯一無二の存在でした。メッセージ性のある歌詞と熱い歌唱やライブパフォーマンスで、若者世代を中心に絶大な支持の人気を得ました。
たくさんの歌手がカバー曲を出していて、今でもカラオケなどで歌う世代は幅広く、新たな若いファンも増え続けています。尾崎豊を知らないという人はあまりいないでしょう。
尾崎豊は1965年11月29日東京都生まれで、1983年12月に18歳でデビュー。1992年4月に26歳の若さで突然亡くなり、日本中が大きな悲しみに包まれましたが、一人息子の尾崎裕哉は当時まだ2歳でした。
父の曲を聴いて音楽の道に
尾崎裕哉は、1989年7月24日生まれの32歳(2021年現在)、東京都出身です。5歳から約10年間をアメリカで母と暮らします。
子供の頃から音楽が好きでした。2歳だったので父のことはほとんど記憶に残っていませんでしたが、映像を見て楽曲を聴いて尊敬する存在でした。父の曲しか聴かなかった時期が2年間ほどあったそうです。
詩から父のメッセージを感じ取り、曲をDNAが心地よく感じていたのかと考えると、切ない気持ちにもなりますね。
2004年に14歳の時に父・尾崎豊のトリビュートアルバムに、英語の語りで参加。高校から日本で名門のアメリカンスクールに通い、慶應義塾大学に進学して、2015年に大学院を卒業。勉強と並行して音楽活動も続けていました。
父が亡くなった年齢の26歳になった頃、2016年に歌手としてやっていく決意をします。父が歩めなかった26歳から先を一緒に歩む気持ちで、音楽の道を進んでいるのです。
尾崎裕哉自身の楽曲もリリース
父のカバー曲の歌唱も声質が似ていて、切なく力強い歌声は継承するDNAを感じさせます。父をプロデュースした須藤晃氏の事務所に所属し、同じ事務所所属の石崎ひゅーいとコラボした活動も度々おこなっています。
尾崎裕哉自身の楽曲も2021年9月には4枚目のミニアルバム「BEHIND EVERY SMILE」がリリースされています。10月放送の「MUSIC FAIR」では収録曲の「Lighter」を披露していました。
継承した素晴らしい歌声に注目
父・尾崎豊の楽曲をカバーした歌唱が、クオリティが高く注目も集まりますが、尾崎裕哉自身で作っている楽曲もとても素敵です。
伝説的な父の存在が大きすぎますが、尾崎裕哉のスタイルを確立して頑張ってほしいですね。継承した素晴らしい歌声にこれからも注目しましょう。
公式サイト:https://www.hiroyaozaki.com/
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