マリーゴールドの種を採取してまた植える方法についてご紹介します。マリーゴールドは「変わらぬ愛」「健康」「予言」という花言葉を持つキク科の可愛いお花。
開花期は6月~10月で、3月~5月が種まきシーズンです。せっかく綺麗に咲いたお花。その年だけで終わらせたくない時は、マリーゴールドの種の採取方法を知っておくと、庭がずっと華やかになるでしょう。
種の採取時期について
マリーゴールドは、春から秋まで長くお花を楽しめることが特徴で、上手に種を採取するとまた来シーズン植えることもできます。種の採取時期は、花が少しずつ減り始める10月中旬以降。品種によっては多年草のものがありますが、一年草の場合は種を採取しておきましょう。
枯れた花を採取しよう
マリーゴールドの種の採取は、花が完全に枯れて茶色に変色した頃がタイミング。手順は枯れた花柄をハサミで切り取り、そのままじっくり乾燥させておきます。
花びらがカラカラになると中に種が見えますので、指で種を採取してください。マリーゴールドの種は細長くて黒っぽい形で、先端が白くなっていることが特徴。たくさん花柄がある時は、花柄を手でもみほぐすと種が一度にとれやすくなります。
採取した種の管理方法
マリーゴールドの種を採取したら、翌年の春の種植えシーズンまで上手に保管することが必要です。雨に当たる場所に置いてしまうと発芽率が悪くなるため、不織布などをそっとかぶせ、通気性のよい場所に保管してくださいね。
種が飛ばされないよう、ティッシュペーパーや新聞紙などに包んでおくとよいでしょう。場合によっては、冷蔵庫で種を保存すると2~3年ほどもつともいわれていますが、冷蔵庫保存すると発芽率が低くなるのでご注意くださいね。
初心者は苗栽培が簡単
マリーゴールドの種を採取するためには開花させなければならないので、ビギナーは苗から栽培することもオススメです。苗は4~6月が植える時期なので、ホームセンターなどで苗ポットを購入して鉢や地植えで育てましょう。
栽培に適した場所は、日当たりがよく通気性のよい場所。水やりは土が乾燥したらたっぷりあげて、花に水がかからないよう注意してくださいね。
夏はいったん草丈を短く切り戻しして、もっと花を秋に咲かせることもできます。
まとめ
マリーゴールドは耐暑性が強く、ガーデニングの初心者にも比較的育てやすいお花です。上手く育てることができたら、次の年以降もずっとガーデニングを楽しむために、種の採取もぜひ挑戦してみてくださいね。
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