「トラペジウム」が映画化へ!元乃木坂46・高山一実が原作を制作した青春物語

映画

「トラペジウム」がアニメーション映画となり、この春公開される予定です。「トラペジウム」といえば、アイドルグループ・乃木坂46の一期生である高山一実さんが制作した長編小説。

このたび、こちらのアニメーション映画の公開が決定され、大いに話題を呼んでいます。そこで今回は、「トラペジウム」の映画化に際して、概要やストーリーについて詳しくご紹介していきましょう。


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「トラペジウム」とはどんなお話?

「トラペジウム」は、高山一実さんの小説家としてのデビュー作です。KADOKAWAより発行の雑誌「ダ・ヴィンチ」の2016年5月号から2018年9月号まで掲載されていました。

そして2018年11月に単行本化。こちらは累計30万部の大ヒットを記録し、2023年12月には劇場アニメ化が発表されました。「トラペジウム」は、アイドルを志す女子高生・東ゆう(あずまゆう)の物語です。

帰国子女のゆうは、カナダにいた頃、録画テープに記録されていた歌によってアイドルについて知ります。星の集まりを指す「トラペジウム」のタイトルは、そのアイドルが放っていた光を表すものでした。

それに心を打たれ、アイドルになりたいと思うようになったゆう。やがて高校生になり、彼女はアイドルになるための4箇条を課します。

その内容は「SNSはやらない」「彼氏は作らない」「学校では目立たない」「東西南北の美少女を仲間にする」というもの。ゆうはアイドルを志すメンバーを集め、4人組のグループを結成します。

西の大河くるみ(たいがくるみ)、南の華鳥蘭子(かとりらんこ)、北の亀井美嘉(かめいみか)らと共に、自分たちにできることに果敢に取り組むのでした。

しかし様々な困難にぶつかるゆうたち。果たして彼女たちが追いかけた夢はどのような結末を迎えるのでしょうか。

「トラペジウム」の見どころについて

「トラペジウム」は、個性豊かなキャラクターたちの緻密な心理描写と大胆で熱意に満ちた動きが特徴的です。主人公・東ゆうは、「絶対にアイドルになる」という大志を抱く高校1年生の女の子。

いつも冷静な視点を持っており、プロデュース能力もあるために自らアイドルグループのメンバーを集めてきました。それは「東西南北の美少女」。

西地域に住む大河くるみは、工業高等専門学校に通う女の子です。男性が思う「かわいい」を詰め込んだようなチャーミングな見た目をしています。

南地域に住む華鳥蘭子は、螺旋状に巻いた髪型が似合うお嬢様。「お蝶夫人」に憧れてテニス部で活動しています。北地域に住む亀井美嘉は、ボランティアに勤しむ高校生の女の子です。

子供たちに勉強を教えることにやりがいを感じる真面目な性格。そんな彼女たちの間に絆が生まれ、互いに高め合って前進する中でどのようなドラマが描かれるのか、とても気になります。

 

星のように輝きを放つ少女たちの物語

「トラペジウム」の映画は、2024年5月10日(金)に公開される予定です。こちらの作品が注目されているのは、乃木坂46の元メンバーである高山一実さんが原作を執筆していることも理由ですが、作品そのものの完成度がとても高いことも関係しています。

主人公・ゆうは、アイドルという存在を初めて見た時、人間は光るのかと思ったといいます。この言葉に共感する人は多く、「トラペジウム」の登場人物のように夢を追いかけている人、応援するアイドルがいる人などにもお勧めしたい作品です。

 

公式HP:https://trapezium-movie.com/

 

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>>>「薫る花は凛と咲く」のストーリーや登場人物を一緒にチェック!


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