「映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう」はどんなお話？魅力について

「映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう」が間もなく公開される予定です。「かいけつゾロリ」といえば、キツネのゾロリとその子分の旅の様子を描いた物語としておなじみですね。

原ゆたか先生の代表作でもある「かいけつゾロリ」は、1987年にシリーズ第一作が発表されてから、今もとても人気があります。そこで今回は、そんな大人気シリーズの最新作「映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう」の内容や魅力についてご紹介しましょう。

「かいけつゾロリ」といえば？

「かいけつゾロリ」は、ポプラ社より刊行されている児童書シリーズです。「かいけつゾロリ」の舞台となる世界には、二足歩行で生活して人間の言葉を話す動物たちが多く登場します。

そこでキツネのゾロリと、彼の子分である双子のイノシシ・イシシとノシシは、修行のための旅をしていました。ゾロリの目的はいたずらの王者になること、可愛いお嫁さんをもらうこと、そして自分の城を持つこと。

そんなゾロリを慕って共に冒険することに決めたイシシとノシシですが、彼らの旅はなかなか思い通りにはいかず、失敗してしまう場面も多いのです。

それでも挫けず歩み続けるゾロリたちは、旅の途中で人々を救うこともあり、憎めないヒーローといえるでしょう。ゾロリは指名手配されている身でありながら、ヒーローとして様々な場所で活躍するミステリアスな存在。

変装と発明が得意な賢い人物のようにも見えますが、おっちょこちょいな一面もあります。幼い頃にゾロリと離れ離れになってしまった優しい母は、いつもそばで見守ってくれているようです。

「映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう」のストーリー

主人公・ゾロリは、歌手を夢見る少女・ヒポポと出会います。彼女の歌声に惹かれたゾロリは、イシシとノシシにも声をかけ、皆でタッグを組んで大儲けしようと計画するのです。

そしてゾロリたちは、一ヶ月後に開催される「次世代スターオーディション」に合格しデビューすることを目標に頑張ろうと決意します。しかしひとつの問題が浮上しました。

歌手を目指しているヒポポは、とあることが理由で大きな声で歌えなくなっていたのです。人の心を引きつける歌声を持っているのにもかかわらず、自分に自信が持てないヒポポ。

ゾロリはそんなヒポポを勇気づけ、自身の思いついた作戦によって「次世代スターオーディション」が行われるまでに問題を解決しようと試みます。

仲間の妖怪たちにサポートしてもらい、ヒポポが立派なスターになれるよう特訓を開始するのです。

登場人物について

「映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう」には、ゾロリとイシシとノシシというおなじみのキャラクターの他に、今作ならではの個性豊かなキャラクターも登場しています。

主要人物といえるヒポポは、ピュアで可愛らしい少女。名前から「ヒポポタマス（hippopotamus）」と推測できるように、カバの女の子なのかもしれません。

ヒポポはその場でゾロリを魅了するほどの素晴らしい歌声を持っていて、歌手を目指しているようです。しかし自分に自信がなく、大きな声で歌うことができませんでした。

ゾロリの妙案や熱心な特訓により、彼女はスターになれるのでしょうか。また、彼らの仲間である妖怪・かみなりじじいとがしゃどくろは、歌手を目指すヒポポを精一杯応援してくれる存在です。

「映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう」は、豪華声優陣も魅力のひとつ。ヒポポのキャラクターボイスを、元乃木坂46のメンバーで女優の生田絵梨花が担当することになっています。

そしてかみなりじじい役を霜降り明星のせいやが、がしゃどくろ役を霜降り明星の粗品が担当します。

夢に向かって進んでいく愛と感動の物語

「映画かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう」は、2022年12月9日（金）に公開される予定です。現時点で第71巻まで刊行されている「かいけつゾロリ」シリーズ。

ファンは今もたくさんいて、大人から子供まで幅広く愛されています。今作もこれまでの「かいけつゾロリ」と変わらぬ魅力があり、大冒険のワクワク感と愛にあふれた物語です。

家族で観るのはもちろん、子供時代を懐かしむ気持ちで劇場に足を運ぶのもよいでしょう。

「かいけつゾロリ」オフィシャルサイト：https://www.poplar.co.jp/zorori/

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