「氷の城壁」のストーリーをチェック!男女問わず人気のもどかしい物語

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「氷の城壁」の新刊が間もなく発売される予定です。こちらの作品は、当初縦スクロール形式でウェブ公開されていたのですが、2023年に単行本化が決定。それに伴い、コマ割りを組み直して単行本化しやすくしているとのことです。

そこで今回は、そんな人気作品「氷の城壁」のストーリーや魅力について詳しくご紹介していきますので、まだ読んだことがない人はぜひチェックしてみてくださいね。


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「氷の城壁」のストーリー

主人公・氷川小雪(ひかわこゆき)は明天高校の1年2組に所属している女の子。サラサラの髪と端正な顔立ちが特徴ですが、人と接するのが苦手で意図せず同級生を怖がらせてしまいます。

いつも無表情で不機嫌なオーラを醸し出していることから、「女王」のあだ名をつけられ敬遠されています。しかし当の本人は、自分の何がそれほど周囲を怖がらせるのか把握していない様子。

もしかして表情が原因かと鏡を見つめていたところ、話したこともない男子生徒が背後から声をかけてきました。彼の名は雨宮湊(あまみやみなと)といい、とても人当たりがいいタイプ。

偶然居合わせた友人・日野陽太(ひのようた)も優しく紳士的な態度で接してくれたのですが、小雪は困惑しながら対応していました。湊と陽太は彼らは1年6組に所属しています。

そして1年5組には安曇美姫(あずみみき)というマドンナがいます。明るく社交的な彼女は皆から憧れられていますが、実はいつもかなり神経を使っています。

皆が期待するような自分をつい演じてしまい、ガサツな一面を押し隠しているのです。しかし親友の小雪にだけは本当の自分を見せることができます。

正反対の印象を持ちながらも相性抜群の二人。そこにひょんなことから湊と陽太が加わり、一風変わった組み合わせの友人関係がスタートします。

「氷の城壁」の魅力について

「氷の城壁」のタイトルが表すものは、主人公・小雪が他人を隔てる心の壁そのものといえるでしょう。人とやりとりするのが苦手で、高校で新しい友人を作れないままいつの間にか1年目の2学期が終わろうとしていました。

周囲となかなか親しくなれない原因を突き止めていたさ中、突然距離を縮めてきたのは同じ学年の雨宮湊。彼は小雪のことを「目立つから知っている」「クールなイメージ」といいます。

他のクラスの生徒にまで近寄りがたいと思われていることを知った小雪は、どうも腑に落ちないままその場所を後にしました。また彼女たちと異なるクラスの女子生徒・安曇美姫は「天女」「女神」と称されるアイドル的存在。

実は小雪とは幼なじみで「こゆん」という可愛らしいニックネームで呼ぶ仲です。周囲から持たれている印象とは違い、男勝りでお調子者の美姫。そんな彼女を小雪はいつも温かく見守っており、美姫もまた悪意のある人物から小雪を守り続けてきました。

理想的な友人関係を築いている二人。そして中学時代、自宅から離れた場所にある塾に通っていた美姫がそこで湊と陽太に出会ったというエピソードも。キャラクター同士が集まることで生まれる独特の空気感、そして過去と向き合うことで変化していく主人公の気持ちが「氷の城壁」の見どころといえるでしょう。

 

運命の糸が縺れ合う青春のラブストーリー

「氷の城壁」の第5巻は、2023年10月4日(水)に発売されました。そして第6巻が同年11月2日(木)、第7巻が12月4日(月)に発売される予定です。ウェブ漫画として既に完結している作品なので、コマ割りを変更して単行本化したことでどのような仕上がりになっているのかが楽しみですね。

異なる性格と価値観で学校生活を送る4人ですが、その気持ちはどこか重なり合っています。恋愛と友情、そしてリアルな悩みが描かれており、あらゆる境遇の人が楽しめる青春の物語といえるでしょう。

 

集英社 特設サイト:https://margaret.shueisha.co.jp/ramparts_of_ice/

 

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