村上宗隆が新記録達成!「村神様」が前人未到の5打席連続本塁打

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村上宗隆が新記録を達成して、「村神様」という愛称がまさに定着したと言えるでしょう。前人未到の驚異の5打席連続本塁打は、神がかっている感じさえありました。

ヤクルトの主砲・村上宗隆選手にスポットライトを当ててみましょう。


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新たな歴史を作った村上宗隆

2022年のプロ野球前半戦は、特に投手の活躍が目立っていました。4月に20歳の佐々木朗希投手(ロッテ)が、完全試合(28年ぶり)と13打者連続奪三振の新記録というセンセーショナルな快挙達成。

さらに5月の東浜巨投手(ソフトバンク)、6月の今永昇太投手(DeNA)と山本由伸投手(オリックス)のノーヒットノーラン達成もすばらしい記録でした。

投手の活躍に負けじという感じで、ヤクルトの村上宗隆選手がついに大記録を達成しました。前人未到の5打席連続本塁打です。

7月31日の阪神戦で3打席連続、次の試合8月2日の中日戦で2打席連続、神がかったような圧巻のパフォーマンスで、新たな歴史を作りました。

過去の長いプロ野球の歴史の中で、4打席連続本塁打は14人目で25年ぶり、四死球を挟んでの4打数連続本塁打も入れると21人目(22回目)で5年ぶりでしたが、まさか5打席連続で一気に超えてしまうとは。ヤクルトファンに限らず、多くの野球ファンにとっても嬉しい快挙でしょう。

今後、二度と目にすることがないかもしれないほどの偉大な大記録です。本場アメリカのメジャーリーグでも5打席連続本塁打はまだ未達成という困難な記録なのです。まさに世界の野球界も驚く記録と歴史を作りました。

「令和の怪童」から「村神様」に

連続5本の本塁打は、レフトとライトスタンドに交互にきれいに打ち分けています。プロ5年目の22歳にして、広角に長打が打てるテクニックとパワーを兼ね備えている完成度は、歴代のスラッガーの中でも既にトップクラスと言えるでしょう。

バッターボックスに入った姿は、どっしりと構えてスキがなく、研ぎ澄まされた剣士のようなオーラさえも感じます。

22歳でチームをけん引するリーダーとしての言動や、プレッシャーにも動じない落ち着き、怪我をしない身体の強さなど、心技体の全てが高いレベルで感心させられます。

入団2年目の19歳で36本のホームランを量産して、「令和の怪童」などとも呼ばれました。4年目の2021年には39本で本塁打王の初タイトルを巨人の岡本選手とともに受賞。2022年の5打席連続本塁打で、「村神様」の愛称も納得の実績と風格になりました。

 

2022年シーズンの8月3日までの成績

2022年シーズンは8月3日現在の成績で、本塁打は既に39本で昨年の本数と並び、2位に17本差でトップ。打点もトップの98点で2位に27点差、打率は.321で3位ですが1位に8厘差まで迫っています。

本塁打と打点で圧倒的な成績を残していて、打率もハイアベレージです。かつ盗塁も9回成功している走れる魅力もあります。四球も78で2位に28差、警戒される中で選球眼も良く、敬遠も多い中で仕留める確実性の高さがうかがえます。

22歳で最年少三冠王のタイトルも狙える成績で、期待が膨らみます。さらに本塁打の記録をどこまで伸ばせるのか本当に楽しみです。50本以上、できれば60本の日本記録も期待したくなりますね。

 

村上宗隆選手の経歴について

村上宗隆選手は、2000年2月2日生まれの22歳(2022年8月現在)、熊本県の出身です。九州学院高校時代には「肥後のベーブ・ルース」などと呼ばれて、豪快な打撃で注目されていました。

2017年のドラフト会議でヤクルトの1位指名(清宮選手を抽選で外し、3球団競合で交渉権を獲得)で入団。21歳7か月で通算100本塁打を達成するなど、数々の史上最年少記録を塗り替えています。

 

スケールの大きさが魅力

地元熊本への郷土愛が強く、プロ2年目から本塁打数と打点数に応じて、熊本城復興のための寄付を毎年続けています。真面目でひた向きに野球道にまい進する姿勢は、大谷翔平選手にも通じる部分も感じさせます。

まだ22歳、今後もどんな記録を打ち立ててくれるのか、さらなる成長が本当に楽しみで、スケールの大きさが魅力です。数年後にはメジャーリーグを席巻している可能性も十分にありますね。

ヤクルト公式サイト:https://www.yakult-swallows.co.jp/players/detail/1700084

 

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