大勢はジャイアンツに勢いを与えている大きな存在になっています。2022年のプロ野球ペナントレースは、3月25日に開幕して約1か月が経過しました。ジャイアンツファンにとって心強い新守護神として活躍する新人、大勢投手について紹介しましょう。
登録名は「大勢」
「大勢」ってピッチャーがジャイアンツにいたのかな?と思った人もいるでしょう。苗字ではなくて名前の部分が登録名になったので、ピンとこなかったのかもしれません。
2021年秋のドラフト会議で、読売ジャイアンツ(巨人)から1位指名を受けた翁田大勢、期待の即戦力投手です。
原監督の発案で「大勢」として選手登録されました。入団3年目の太田龍投手の「おおた」と「おうた(翁田)」で発音が似ていることも理由のようです。
「大勢」はかっこいい素敵な登録名です。大きな勢いのパワーや幸運をチームにもたらしてくれるような感じがして、とてもいいネーミングですね。
ジャイアンツに勢いをつける活躍
ジャイアンツは4月26日時点において18勝9敗で貯金9、セ・リーグの1位で見事なスタートダッシュを飾りました。快進撃の大きな原動力となっているひとりが、新人の大勢投手です。
3月25日の開幕戦からクローザーとして起用され、開幕1か月間で1勝11セーブの大活躍をしています。10セーブ到達の最短記録も4月19日に樹立するなど、今後もたくさんの記録を塗り替えそうな勢いがあります。
斜め上から投げる独特な投球フォームで、スリークォーターとサイドスローの中間という表現をよくされています。
速球のキレと勢いが最大の武器で、馬力がある力強さがあります。コントロールも安定していて、落ち着きがあり度胸満点のハートも魅力です。
勢いのある決め球、制球力、強いハートで安定感が抜群、クローザーとしての適性がとてもすばらしいと感じます。
大勢の経歴について
翁田大勢は、1999年6月29日生まれの22歳(2022年4月現在)、右投げ右打ち・身長181cmです。
兵庫県多可町(西脇市の隣町)の出身で、小学1年生から軟式野球を始めています。西脇工業高校で投打の中心選手として活躍しますが、甲子園への出場は叶いませんでした。4歳上の兄は2013年に甲子園出場を果たしているので、悔しい思いだったことでしょう。
高校3年生の秋からフォーム改良に取り組み、関西国際大学で磨きをかけて急成長して、潜在能力の高さが多くのスカウトから高評価をされていました。
能力の高さを自ら証明
ジャイアンツがドラフト1位指名をした際に、意外な選手を指名したといった印象もあったかもしれません。開幕から即戦力として活躍して見事に1位指名の期待に応えて、能力の高さを自ら証明しています。
長いシーズンを故障なく無事に終えると、優勝と新人賞がきっと見えてくることでしょう。
公式サイト:https://www.giants.jp/G/player/prof_27459.html
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