「株式会社マジルミエ」のTVアニメが気になっているという人は多いでしょう。本作は、漫画界ではポピュラーな2つの要素が上手く融合していることで話題を呼んでいます。
ニコニコとダ・ヴィンチが発表した「次にくるマンガ大賞 2022」では、Webマンガ部門で第3位にランクインしました。では今回は、そんな「株式会社マジルミエ」の概要やTVアニメの放送情報、ストーリーについて詳しくご紹介していきましょう。
「株式会社マジルミエ」はどんなお話？
「株式会社マジルミエ」は、原作を岩田雪花先生が、作画を青木裕先生が手掛けているコミック作品です。集英社が運営するWebコミック配信サイト・少年ジャンプ+にて、2021年10月より連載されています。
本作は「魔法少女」というファンタジー要素と、「ビジネス」というごく現実的な要素が取り合わせてあることが最大の特徴です。美しく勇ましく戦う少女たちが果たしてどのような才能を発揮するのか、魔法少女系の作品が好きな人なら興味が湧くはずです。
そんな「株式会社マジルミエ」のメディアミックス化が発表されたのは、2023年11月のことでした。この際にTVアニメ化が正式に決定し、多くのファンを歓喜させました。TVアニメ「株式会社マジルミエ」は、2024年10月4日（金）に放送開始となる予定です。
就職活動中の大学生が意外な活躍を見せる！
主人公・桜木カナ（さくらぎかな）は、就職活動に苦戦している女子大生です。「自分は社会に必要とされていないのではないか」と感じ、落ち込む彼女に襲いかかったのは「怪異」と呼ばれる自然災害でした。
トラブルに巻き込まれ、窮地に立たされた彼女を救ってくれたのは、魔法少女・越谷仁美（こしがやひとみ）。そしてカナ自身もまた、持ち前の記憶力で仁美をサポートし、魔法少女としての才能を見出されることとなりました。
そしてついに就職活動に終止符を打つことになったカナ。彼女の就職先は、ベンチャー企業・株式会社マジルミエに決定しました。魔法少女として働き始めた彼女の前に立ちはだかったのは、人命を救う責任と今までに見たことがない煌びやかな世界でした。
就職後、カナは様々な人物に出会います。株式会社マジルミエの社長・重本浩司（しげもとこうじ）、魔法エンジニアの二子山和夫（にこやまかずお）、営業担当の翠川楓（みどりかわかえで）など、駆け出しのカナをサポートしてくれる温かい心の持ち主が多数登場します。
「株式会社マジルミエ」の魅力について
「魔法少女」と「ビジネス」という一見かけ離れた要素を融合していることが、「株式会社マジルミエ」の最大の魅力です。仕事は現代を生きるほとんどの人にとって必要なものであり、生活や将来に大きく関わることなので、学生にとっても重大な関心事のはずです。
現に「株式会社マジルミエ」の主人公・桜木カナも、大学に在学中に就職活動をしていました。しかしことごとく失敗し、絶望していた中で、株式会社マジルミエの専属魔法少女・越谷仁美にスカウトされます。
自分には取り柄がないと思い込み悩んでいたカナですが、真面目で人柄がよく、さらに卓越した記憶力の持ち主であることがのちに判明。
これらの能力が株式会社マジルミエでの仕事に役立ち、情報処理要員として大活躍することになりました。カナと同じく、自分には目立った取り柄がないと思い込んでいても、実は意外な業界に求められていることもあるのです。
一生懸命生きる全ての人にそんな希望をもたらしてくれるのが、「株式会社マジルミエ」が持つメッセージ性でもあるでしょう。
愉快な仲間たちと楽しくお仕事
「株式会社マジルミエ」は、素敵な職場での日々を描いた物語でもあります。面倒見のよい先輩、前代未聞のアイデアも積極的に検討していく社長、高い実力と集中力を誇る裏方など。頼りになる仲間が多数登場しますので、責任重大のお仕事でも楽しく続けられそうな雰囲気があります。
気分一新したい休日や、新しい世界に踏み出してみたい時にぜひ観ていただきたい作品です。
TVアニメ「株式会社マジルミエ」公式HP：https://magilumiere-pr.com/
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