大谷翔平の通訳として注目を集めている、水原一平をご存じでしょうか。ロサンゼルス・エンゼルスでスーパースターの活躍をしている大谷翔平選手とともに、選手やスタッフ、ファンなどから「IPPEI」の愛称で親しまれて人気者になっています。
今回は水原一平の出身や経歴、大谷選手との出会いなどについて紐解いてみましょう。
大谷選手を献身的にサポート
選手をサポートする通訳が、これほど脚光を浴びたことはこれまでにあったでしょうか。スタジアムのスタンドで、ファンがIPPEIのボードを掲げたりするシーンも見かけます。
オールスターのホームラン競争に大谷選手が出場した際に、野球選手経験のない水原通訳がキャッチャーを務めたことも大きな話題になりました。
いつも大谷選手の活躍を近くで見られて羨ましいと感じる人もいるかもしれませんが、水原通訳が大谷選手の活躍に大きく貢献していると言っても過言ではないでしょう。
通訳の仕事だけでなく献身的な様々なサポートによって、大谷選手が野球に集中できる環境を整えているのです。
マネージャーのようなスケジュール管理、練習のパートナー、練習内容の記録や撮影、生活や食事などの身の回りのこと、運転手など多岐にわたっているのです。英会話のレッスン的なことも、おこなっている可能性も高いでしょう。
大谷選手が故障してリハビリしている時も、復活の支えになって一緒に乗り越えました。大谷選手も、同士や兄のような信頼をしていることがよくわかります。
大谷選手との関係性や、人柄が良いことが人気になっているのでしょう。
水原一平の出身や経歴について
通訳の水原一平は1984年12月31日生まれで、大谷選手は1994年7月5日生まれです。このため水原通訳が10歳ほど年上になります。
北海道の小樽市で生まれた水原一平は、和食料理人の父の仕事で6歳からロサンゼルスで育ちました。
学生時代はバスケットボールなどをして、野球経験はありませんでしたが、野茂英雄の活躍で野球にも興味を持つようになります。
アメリカの大学を卒業後就職しますが、2010年頃から岡島秀樹の通訳を経験します。2012年のドラフト会議で大谷選手が日本ハムファイターズに入団と同時期に、外国人選手の通訳として採用されます。
約5年間同じ球団で過ごしました。MLB挑戦を決めた大谷選手が、通訳として水原一平にオファーしたのです。
外国人選手のサポートをする仕事ぶりなどを近くで見ていて、信頼を寄せていたのでしょう。2人は日本ハム時代からの長い間柄だったのです。
大谷選手とともに
大谷選手のMLB挑戦は、まだ始まったばかりと言えるでしょう。これからも水原一平通訳とともに、偉大な歴史を作っていってほしいですね。
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